Everything in Its Right Place

釣り、旅、音楽、食事、酒場探訪、ジョグ等々

旅行記

ワット・パークナム(バンコク)

バンコクの有名どころの主要なお寺は何度か訪れているし、今回はその手のメジャーどころの観光は一切しないつもりだった。 しかし、4年前に訪れた、天井画が有名なワット・パークナム、その時は大仏が建設中で骨組みのみの姿を晒していた。 気になって調べる…

泰緬鉄道の旅

第二次世界大戦中に日本軍がタイからミャンマーまで敷いたという、いわゆる泰緬鉄道。 かの有名な映画「戦場にかける橋」(もちろん観ていない)の舞台にもなったというこの鉄道、一度ぐらいは乗っておくかと、色々調べると、トンブリー駅というチャオプラヤー川…

プラチャック・ローストダック(バンコク)

値上げと円安。 特に4年前に来た時に比べると、対タイバーツで円安は30%以上進んだ印象で、それでも依然として日本よりも物価が安いことには違いないにせよ、あれ、なんだか以前より少し高いなぁと、いう印象をあちらこちらで持つこととなった。 プラチャッ…

バンコク・ジョギング

最高気温38度、最低気温28度。 朝のうちなら走れそうかなと思い、朝6時にホテルを飛び出した私の目論見は、甘かった。 気温や陽射しに囚われていたけど、早朝のバンコクの異様なまでの湿度の高さは、ランニングには全く適していなかったのだ。 それでもとり…

ジョーク・プリンス(バンコク)

バンコクの南、シーロム/サトーン地区のメインストリートのひとつ、チャルンクルン(ないしはジョルンクルン)通り。 下町感溢れる雑多なこの通りが、私にとってのバンコクの原風景だ。 雑多なこの道の、雑多な臭いを嗅ぐと、嗚呼、私はバンコクに居るのだと実…

七彩雲南 桃園店(台湾)

成田空港の第二ターミナルは、出国ゲートを過ぎてしまうとロクなレストランが無いことを、ゲート通過後に思い出した。 しかも、最近職員数不足により、出国手続きに異様に時間がかかると聞いていたので、早めの行動を心掛けてしまった結果、出国ゲートを通過…

福狸亭 小川家(伊豆長岡温泉)

とりあえず私の2022~2023マラソンシーズンは終了した。 打ち上げにのんびりと温泉小旅行でもしたいなと、年老いた母と彼女の愛する保護犬を伴って、伊豆長岡温泉に一泊旅行に出掛けることにした。 母が伊豆に行くのは私が小学校4年生だった44年前以来とのこ…

居酒屋おさない(青森)

マラソンを走り終え真っ白な灰になった私は、フラフラとホテルに戻り、先ずは汗と雨で濡れたレースウェアを洗濯。 洗濯と乾燥を終えたら、予め調べてあった温泉施設に出向いて温冷交代浴とサウナで身体のケアを。 ラスト7kmの猛烈な向い風に削られたメンタル…

あおもり桜マラソン2023

2週間前の諏訪湖合宿までは順調に調整出来ていたのだが、通称ソツケンと呼ばれる15kmビルドアップ走で燃え尽きてしまったのか、諏訪湖から戻って以降急速に調子が悪くなってしまった。 走る度にスネが痛み、頑張っても思うようにスピードが上がらず、更に倦…

美味遊膳ちゅうぼう(上諏方)

諏訪湖合宿の時の定宿、上諏訪ステーションホテルの駐車場にポツンと建つのは美味遊膳ちゅうぼう。 凄いロケーションに潔い名前。 上諏訪駅前の蕎麦屋、秋月も再訪したい店ではあるのだが、昼がソバだったし、走った後のご褒美に地酒も飲みたいしで、約1年半…

諏訪湖ランニング

上諏訪の定宿にチェックインしたのは、15時を少し回ったところだった。 東京よりも涼しいことを期待したが、車の温度計は20度を越えており、かつランニングウェアに着替えて外に出ると、強い南風が吹き荒れていた。 走るには良いとは言えない気象条件だが、…

双葉SA(中央道)

私のフルマラソン・デビュー戦、かすみがうらマラソン2022から間もなく一年。 その時は最初で最後のフルマラソンかな?ぐらいの感覚であり、よもやこんなに走ることが日常の一部になろうとは夢にも思わなかったのだが、人生で5回目のマラソンにして、マラソ…

キッチン オガタ(鹿児島)

鹿児島マラソンを終えて、市内にある親戚宅を訪ね、ホテルに戻ってから夕食をとりに街へと繰り出す。 狙いを定めていた1軒目は日曜日定休、近くの居酒屋と焼き肉は予約で満席と相次いで断られ、仕方なしに天文館方面へとぶらぶら歩く。 おっ! なんか良い雰…

うなぎの末よし(鹿児島)

鹿児島マラソンの為に、前日鹿児島入りした訳だが、夕食はカーボローディングが出来つつも、テンションが上がるものが良いなと、天文館の人気鰻屋、末よしへ。 翌日のレースに備えて早めの食事にしようと5時頃店の前に着いたのだが、なんと10人くらい並んで…

ラーメン専門 鷹(鹿児島)

鹿児島空港からバスで市内へ行き、ホテルに荷物を預けたら、先ずはマラソンの受付に中央公園へ。 ゼッケンとICチップ、参加賞を受け取り、無事に手続き完了。 そして偶然にも、この中央公園のすぐそばに母方の祖父母の眠るお寺があり、数年振りに墓参りをし…

郷金旅館(千葉県旭市)

初めてのハーフマラソン、千葉県旭市の飯岡しおさいマラソンに出場を決めたのは、昨年の晩秋のこと。 記録を狙うでもなく、4週間後に迫ってきたフルマラソンの調整の為のレースという位置付けで、スタートは10:10なので釣りに行くよりも遥かに余裕で日帰り可…

河口湖お代わりランニング

朝5時30分。 まだ薄暗い河口湖畔では吐く息が白く、軽く驚いた。 長袖のウエアを持ってきて良かった。 しかし手袋を忘れたのは迂闊だったかもしれない。 前日は変則的なインターバル走でそこそこ頑張ったので、今日はジョグで河口湖を一周しましょう。 ゆっ…

河口湖一周ランニング

走り込み不足は明らかだが、レースは待ってくれず、気が付けば次のフルマラソンまであと3週間しかないのであった。 もう贅沢は言ってられない。 走力の上積みは諦めるべきである。 その代わり、せめて半年前の走力を出来る限り取り戻すべく足掻きたい。 マラ…

麺工房 一樹(河口湖)

気が付けばフルマラソン3週間前。 7月以降体調不良が長引き、準備不足で臨んだ9月のわっかないマラソンは、35kmで脚が止まり大撃沈したのに加え、左脚を怪我するというオマケ付き。 左脚を庇いながら走ったせいか、その後酷い腰痛と背中痛まで発症し、まさに…

千曲川ランニングと収穫祭

前夜相当飲み過ぎてしまったのだが、お開きが早かったこと、そしてぐっすりと眠れたことが奏功し、朝5時過ぎにはパッチリと目覚めた。 酒も殆ど残っていないようだ。 そしたら清流・千曲川に沿って走るしかないよね。 前日菅平高原で20km走ったばかりなので…

酒蔵信濃(上田)

菅平高原でのランニングを終えた私は、DDVセンパイ(仮名)の営むDDvineyard(仮名)のすぐ近くにある日帰り温泉施設、湯楽里館にて汗を流し、温泉に浸かり、サウナで整えてから今宵の宿へ。 DDV夫妻(仮名)と5時から飲む約束をしていたのだが、予定より遅くなっ…

菅平高原ランニング

予定では11時ぐらいに菅平高原に着いて、11時半から走り始めて、遅くとも13時半には走り終えて、それから日帰り温泉施設でお風呂に入って、ホテルにチェックインして、なんて考えていたのに、菅平に着いたのは12時半過ぎ、なんと家から5時間以上もかかってし…

上信越道 横川SA

go to トラベルという名称のおかしさに気がついたのか、政府が決めた今回の呼称は「全国旅行支援」という堅苦しい日本語であったが、元々旅を決めていた私にとってこのキャンペーンは、全く有り難くないばかりか非常に厄介なものとなった。 キャンペーン適用後…

青い鳥(稚内)

稚内の寂れたホテルの温泉は、まるで昆布で出汁をとったかのようなヌメリと色と香り、なかなか個性的な泉質で悪くないのだった。 早朝に目覚めた私は、前日のマラソンの疲れを抜くようにゆっくりと浸かる。 マラソンは惨敗に終わったけれど、兎にも角にも無…

第五回わっかない平和マラソン

釣りキチ三平のムツゴロウ編で、三平にムツ釣りを教えた燕返しの小次郎は、「ムツ掛けにまぐれはなか」と言ったが、本当だろうか? もしかしたら、あるかもしれない。 下手な鉄砲を数撃つうちに、当たってしまうことだってあるかもしれない。 ところで干潟に出…

稚内へ

紋別セントラルホテルは、実に良いホテルであった。 広々とした大浴場は気持ちが良く、なにより朝食バイキングは我が最愛の上諏方ステーションホテルをも凌駕する旨さだった。 恐らく2度と来ることはなさそうだが、紋別再訪の機会あらば、是非ともまた泊まり…

紋別観光

紋別には2泊したので、ゆっくりと観光することが出来た。 しかし、何の下調べもしていなかったので、かなり行き当たりばったりの観光に。 まあ、それこそが一人旅の醍醐味ともいえるのだが。 流氷砕氷船、係留中。 海に突き出たオホーツクタワー。 地下は水…

Rin(紋別)

ホテルのフロントでお薦めされた居酒屋へ開店時間から割と間もない時間に行ってみると、既に予約で一杯だと断られたのであった。 転んでもただで起きたくない私は、試しに明日の同じ時間なら空いているかと訪ねると、バッチリ予約が取れました。 そんな訳で…

留萌の闇

ところで、pink floydのthe dark side of the moonは、今でも連続チャートインのギネス記録を持っているのだろうか? 対比とか、相対とか、裏表とか、正常と狂気とか、そういう二元論的なテーマを感じるこのアルバムを、何故唐突に思い出したのかと言うと、…

将軍(留萌)

留萌の常宿のほぼ真裏にある居酒屋、将軍。 明るく広い店内に、丁寧で気持ちの良い接客、そして料理も美味しく、ここもまた何度も訪れている留萌の味。 17時開店、私が訪ねたのは17時半でガラガラだったけど、帰る頃には満席で平日なのにも関わらず、待ちが…