マラソンを走り終え真っ白な灰になった私は、フラフラとホテルに戻り、先ずは汗と雨で濡れたレースウェアを洗濯。
洗濯と乾燥を終えたら、予め調べてあった温泉施設に出向いて温冷交代浴とサウナで身体のケアを。
ラスト7kmの猛烈な向い風に削られたメンタルとフィジカルのダメージは深く、サウナの後に露天風呂の脇のベンチで休んでいたら、立ち上がる気力する失われてきた。
温泉に併設の食堂でビールを飲んでようやく人心地。私にとってビールとは主食であり、万能薬でもある。
ビールの刺激で胃も働きだしたのか、空腹感も覚えてきた。
事前にリストアップしておいた何軒かの居酒屋の中から最も気になる店に電話をかけ、席を予約した。
それがこちら、居酒屋おさない。
行列の絶えない大人気の定食屋おさないの2階で、17時から19時半までしか営業しないというかなり風変わりな店である。
先ずは瓶ビールとお通し。
ほたてバターとほたてヒモ刺し。
昨年北海道旅行の際に見た紋別のほたてに比べるとかなり小振りだが、とても旨い。
冷酒、ねぶた。
本醸造の割にはスッキリしてて、旨い。
鶏からとイカウニ刺し。旨い。
田酒純米吟醸百四捨。
ヤバい、旨すぎ!
白ワインみたいな日本酒、いくらでも飲めそうな危険なヤツ。
もっと飲みたい気持ちもあったけど、続きはホテルでやることにしてお会計。
このクオリティの料理と酒が4630円とは、かなりリーズナブルである。
満足、満足。
青森夕景。
コンビニでビールと缶酎ハイを買ってからホテルに戻った。
もう少し滞在して観光もしたいところだが、明日の朝便で東京に帰らなければならないのだ。