Everything in Its Right Place(SUB3.5 or DIE)

マラソン(PB3:36:04)、バンド(ベース担当)、海外独り旅(現在26ヵ国)、酒(ビール、ワイン、ウイスキー)、釣り(最近ご無沙汰)をこよなく愛する後期中年者の日常。フルマラソン・サブ3.5を本気で目指すことにしてしまった。

七彩雲南 桃園店(台湾)

成田空港の第二ターミナルは、出国ゲートを過ぎてしまうとロクなレストランが無いことを、ゲート通過後に思い出した。

 

しかも、最近職員数不足により、出国手続きに異様に時間がかかると聞いていたので、早めの行動を心掛けてしまった結果、出国ゲートを通過した時には、私の便の出発時刻までまだ2時間半以上あったのだった。

 

私が持っている空港ラウンジが利用できるプライオリティパスと提携したラウンジすらも出国ゲートの先には存在せず、それでも腹が減っているし、ビールも飲みたいしで、以前も行ったことのある不味い軽食レストランへ。


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カレーとビール。


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ビールと飛行機。

 

カレーは不味くて半分残した代わりに、ビールはお代わりした。

 

チャイナエアライン機内食の方が遥かにマシであった。

 

そして成田空港は混雑していなかったのだが、台北桃園空港のイミグレーションの混雑は凄まじいものだった。

並び始めてから入国スタンプを押して貰うまでに、実に1時間半以上を要したのだった。

 

台鉄桃園駅までバスで行き、そこから歩いてホテルまで行くつもりだったのだが、疲れたし、バスは行ったばかりで次は40分後だというし、私は金で解決することにしてタクシーに乗った。

 

さて、ホテルの直ぐ近くには七彩雲南という、Googleマップのレビューで高評価のレストランがあった。

 

雲南

調べてみると、桃園の近くには、1940年代の中国の内戦で本土から逃れてきた雲南省出身の国民党残党の集落があるらしかった。

 

これは興味津々、早速出掛ける。

 

外国人など皆無の店内、私が英語で話しかけても店員さん達は皆さん中国語で返してきてコミュニケーション不全に陥ったが、英語の話せる素朴な女の子がついてくれて助かった。


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肉片蛋麺(米千)。

ちなみに麺は米線(細麺)と米千(刀削麺的太麺)の2種があり、素朴な女の子の店員さんのオススメに従って麺千を頼んだのだが、正解でしたね。

 

「辛いの大丈夫?」

と聞かれて

「大好きなので辛くして!」

と頼んだのだが、唐辛子的辛さは皆無で、山椒の爽やかで痺れるような辛さが特徴的。

いや、旨いね。


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懐かしや、台湾ビール。

台湾の人は、食事をしながらビールを飲む習慣があまりなく、私以外に飲んでいる人は全くいない。

そして店員さんも、ビールを飲みながら着丼を待つ、という酒飲みの思考がわからないようで、ビールの提供は料理と一緒であった。

 

雲南省の料理の再現度は不明ながらも、民族料理感と台湾感を味わえる、美味しい料理だった。

 

やはり台湾はいいなぁ。