鹿児島マラソンを終えて、市内にある親戚宅を訪ね、ホテルに戻ってから夕食をとりに街へと繰り出す。
狙いを定めていた1軒目は日曜日定休、近くの居酒屋と焼き肉は予約で満席と相次いで断られ、仕方なしに天文館方面へとぶらぶら歩く。
おっ!
なんか良い雰囲気の「洋食屋」という感じのレストラン発見!
ここにしよう。
メニューを見ると、いかにも昭和の洋食レストラン的なラインナップ。
いいですな。
ハンバーグのコースと、瓶ビールを注文。
サラダ、前菜、ビール。
コーンスープ。
うわっ、牛乳臭!
大変申し訳ないのだが、牛乳の味も匂いも苦手な私は2口程でギブアップ、速やかに下げてもらう。
メインのハンバーグ。
付け合わせのスパゲッティが昭和感あっていいね。
ん?
ソースが糞甘い。
甘過ぎるにも程があるだろう!という程に甘い。
うーん、これが鹿児島の味つけなんだよね。
ラーメンも、鰻も、ハンバーグすらも甘いのだ。
フルマラソンを走って疲れた内臓には、この甘ったるい味は拷問のように感じられ、とにかく箸が、いや、洋食レストランなのでナイフとフォークが進まない。
駄目だ、ハンバーグもライスも残して、更にデザートとコーヒーをパスしてご馳走さま。
ホテルに戻り、バタピーとサラミをツマミにビールとワインを飲んで口直し。
鹿児島は大好きだけど、何を食べても口に合わないというのが残念である。
この夜、フルマラソンを走って身体は疲れているのに、しかもレースに備えて朝4時に起きたというのに、アドレナリンが出ているのか、いくら飲んでも眠くならないという不思議な体験をした。