Everything in Its Right Place(SUB3.5 or DIE)

マラソン(PB3:36:04)、バンド(ベース担当)、海外独り旅(現在26ヵ国)、酒(ビール、ワイン、ウイスキー)、釣り(最近ご無沙汰)をこよなく愛する後期中年者の日常。フルマラソン・サブ3.5を本気で目指すことにしてしまった。

船に乗る

ラソンを走った夜はアドレナリンが出まくっているのか、身体は疲れているのに頭が冴えて眠れないことが多いので、眠剤(合法のヤツですよ)の力を借りたら、実に11時間も眠ってしまった。

 

9時頃から走りに出る。 

当然両脚は筋肉痛なのだが、何処も傷めてないし思いの外ダメージは少なめ、ゆっくりと疲労抜きペースで景色を楽しみながら走る。


f:id:OKComputer:20230919050140j:image

植物園を抜けると海に出て、対岸には昨日のゴール地点であるシドニー・オペラハウスも見えた。

この景色は生涯忘れることが出来ないだろうな。

 

さて、疲労も筋肉痛もあるとなると積極的に観光する気も起きず、さりとて絶好の天気のシドニーでホテルに籠もるのも勿体ない。

 

私は少し考えた結果、ハーバークルーズに出掛けることにした。

 

一口にハーバークルーズと言っても、ランチ付きの周遊だったり、対岸に渡る交通手段としてだったりと色々あるのだが、私が選んだのは...


f:id:OKComputer:20230920090341j:image

コカトゥー島へ渡ることだった。

この島、アルカトラスのようにかつては丸ごと囚人収容所だった島。

品行方正な私に最も無縁な場所だからこそ、逆に興味が湧いたのだ。


f:id:OKComputer:20230920162046j:image


f:id:OKComputer:20230920200749j:image


f:id:OKComputer:20230920200809j:image


f:id:OKComputer:20230920200828j:image


f:id:OKComputer:20230920200850j:image


f:id:OKComputer:20230920200907j:image

視界は開けているのに、不思議と閉塞感のある場所だ。

ここに留められた人間の怨念がまだ残っているのだろうか?


f:id:OKComputer:20230920201116j:image

隈なく散策した後は、港近くの売店でビールを買い求め、海を眺めながら飲む。

自由であることは何物にも代え難い。

 

船でcircular quayに戻る。

他に行きたいところも特になく、そこからホテル方面へブラブラと街歩きした。


f:id:OKComputer:20230920201517j:image

とあるパブはハッピー・アワーでハイネケンを6.5ドル、即ち650円で売っていたので吸い込まれる。

日本だったらハッピーでもアンハッピーでもない普通の価格だが、ここシドニーでは飛び付くに値する破格だ。


f:id:OKComputer:20230920201724j:image


f:id:OKComputer:20230920201740j:image

その後ホテルの近くのイタリアンへ行き、ポモドーロとハッピー・アワーの赤ワイン。

これで3000円近くもして、何がハッピーなのだろうか?

 

ビールもパスタもワインも美味かったけど、なんだか急にバンコクが猛烈に恋しくなってしまった。

GWに行ったタイは、コロナ前に比べて物価も上がり為替レートも悪くなったにも関わらず、支払いの度に愕然とすることは無かった。

 

オーストラリアでタイに思いを馳せるというのも何か変な話ではあるが。