Everything in Its Right Place

釣り、旅、音楽、食事、酒場探訪、ジョグ等々

奈つやの中華そば(下丸子)

ウォーターサーバーの水を受取る為にテレワークでの勤務を選択したある日。

年度末特有のややこしい資料作りをする必要もあり、取るべくして取ったテレワークである。

 

しかし、通勤時間が無いと、時間に余裕があるのみならず、通勤列車の殺伐とした雰囲気もパスすることが出来て最高だ。

という訳で平日にも関わらず、この日は22km走ることが出来た。

レース前の走り込みの時期には、積極的にテレワークを活用することが正解なのかもしれない。

 

さて13時過ぎ、腹も減ったしランチに出掛けますかね。

つけ麺燕武狙いで家を出たのだが、念の為先日初訪問した行列店、奈つやの中華そばを覗くと、4人しか並んでいなかった。

開店してもうすぐ2ヶ月、特需は収まり状況は落ち着いて来たのかもしれない。

善き哉、善き哉。


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着丼待ちビールもテレワークの醍醐味(個人の感想です)。


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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

もちもち雲呑味玉中華そば。

清湯系煮干しだけど、かなり強めの香り。

パツパツ細麺がよく合いますな。

2種のチャーシューと褐色のメンマ、味玉も美味しいのだけど、やほり出色はもちもちトゥルトゥルの雲呑。

これは最高!

近隣の雲呑の旨い店となると真っ先に思い浮かぶのが矢口渡の中華そばいそべだが、八雲で修行したいそべの雲呑とは全くベクトルが異なっている。

というより、今までの人生で食べたあらゆる雲呑と異なっていると言うべきか?

 

最愛の博多ラーメン、とんでんかん閉店後は完全にラーメン不毛の地となっていた我が地元だが、俄に熱くなってきた。

 

 

巌哲(早稲田)

本社ビル移転に伴い、物理的な距離が遠くなってしまったとは言え、近隣のラーメン店の定休日が多い月曜日は、臆する事無く巌哲に行かなくてはならぬ。

美味しいラーメンを堪能することは活力になるし、イチ顧客として好きな店に自らの支援を表明する為には、そこに行き、味わうしかないのだ。


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肉醤油。

ランナーでもある私には蛋白質の補給の為に肉増しが必須であり、しかし肉塩は1600円もしてついつい怯んでしまう為、最近では専らこの肉醤油か中華そば肉増しの2択になっている。

 

旨い。

鮪節をウリにしているらしいけど、スープから先ず感じるのは鶏の香りである。節の主張は決して強くない。

さりとて鶏の主張も最近流行りの系統のように強すぎることはない。

和を感じる上品な出汁、主役はあくまでも麺である。

硬めコールも柔めコールも受付けない拘りの麺は、加水率が高めで繊細なもの。

スープとの相性は完璧である。

 

増した肉がまた旨い。

薄切りから極厚までのグラデーションは、味の違いもしっかりと感じられる秀逸なもの。

 

麺、スープ、具材、すべからく完璧。

コレこそ完璧な調和というものだ。

 

これを堪能するためなら、早稲田までの散歩など何の苦でもない。

また来なくちゃ。

MENSHO(護国寺)

護国寺の形成外科で腰と下半身のリハビリを。

このリハビリは最早惰性であり、効果が有るのか無いのか自分でもよく分からなくなっているのだが、さりとて直ぐに腰が痛くなる傾向に変わりはなく、強い湿布薬も保険適応で変えるので、止めることもないかな、と考えている。

基本的に毎日走る私は、理学療法士と仲良くしておいた方が良いだろうという打算もある。

 

さて、リハビリの後のランチ、定番のMENSHOに行ってみますかね。


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基本の一杯、奥能登塩らぁめん。

旨いんだけど、少しだけ飽きたかも。

感動が無くなってしまっているのだ。

 

これはいかんな。

 

そう言えばバレンタイン限定のチョコ餅担々麺以降、限定がリリースされていないので、醤油、塩、担々麺の3種で回していることも飽きの要因かもしれない。

 

昨年の本社ビル移転以来、物理的な距離が近づいた結果として頻度が上がっていることも一因であろう。

 

次はちょっと空けてからの訪問にしよう。

突如として春の限定がリリースされたらその限りではないが。

奈つやの中華そば(下丸子)

名古屋ウィメンズマラソンをテレビ観戦しながら、びわ湖マラソンを走る後輩の速報を同時にチェック。

とりあえず今は自分のランニングよりも応援が大事だ。

 

先頭を猛追し、遂には捉えた安藤友香の魂の走りに、そして41km過ぎからのスパートで先頭に立った姿に激しく心を揺さぶられ、私は人目を憚らず号泣した。

いや、家には私独りしかいないので、号泣したのは本当だが、そもそも人目を憚る必要はないのだった。

 

余韻に浸ってTwitter(Xという呼称に慣れないし、ダサいから使いたくもない)を見るとも無く見ていたら、今年突如として地元に現れたラーメンの人気店、奈つやの中華そばがまだ整理券を配布中であることを知り、いそいそと出掛けた。
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60番、14:30集合。

一旦自宅に戻り、スマホびわ湖を走る後輩の速報をチェックすると、いつもは30kmで失速する後輩が、なんとペースを上げていたのだった。

頑張れ!

頑張れ!

35kmは更に上げて通過。

イケる!

イケるぞ!

40kmを最速ラップで通過。

こうして彼は初めてのネガティブスプリットを刻み、同時にサブ4を達成したのだった。

おめでとう!

先月さいたまマラソンでなんと2.5km地点で棄権したのと同じ人間とは思えませんな。

直ぐ様LINEでお祝いメッセージを送ると、居ても立っても居られない気持ちになり、私も走りに出掛けた。

 

前日にそこそこのペースで15km走ったので、ゆっくりとしたペースで入ったのだが、気持ちが高ぶり徐々にペースアップ、そして10kmの予定が15km走ってしまったのだった。

 

ヤバい、家に帰って時計を見ると、奈つやの集合時間まで30分しかない。

汗で濡れたランニングウェアを洗濯機に突っ込み、シャワーを浴びてから急いで奈つやの中華そばへ。
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間に合った〜。

15分程待ってから店内へ。


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ビールは黒ラベルの缶。


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おつまみのメンマが付きます。


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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

もちもち雲呑味玉中華そば。

良いルックスだ。

 

先ずはスープを一口。

むむむ、強烈な煮干しの香りだ。

セメント系ではなく清湯スープなのだけど、煮干しの主張は最強クラスである。

しかし、エグミや苦味は一切なくて、丁寧に出汁を取ったことが窺える。

麺はパツパツ食感の加水率低めの細麺。

スープに合います。

そして何と言っても雲呑ですよ、雲呑。

皮は恐らくもち麦使用ではなかろうか?

多加水、トゥルトゥル、超巨大。

これが贅沢にも3つも入っている。

いやー、凄いわ、この雲呑。何にも似ていない。いや、私が知らないだけで、何処かで流行っているのだろうか?

この店では雲呑必須であります。

 

味玉とチャーシューは雲呑に比べると没個性だけど、クオリティは高い。

 

こりゃ並ぶわ。

並んででも食べたいわ。

 

幸い私は近所なので、土日の整理券制を利用すれば、並ばずに味わえる。地元の特権である。

個人的には煮干しの理想型、リピート確定!お気に入り認定!

讃岐屋(護国寺)

前日に蒲田のお気に入りの居酒屋で、敬愛する哲学的パンクロッカーと痛飲した当然の結果として、激しくお腹を壊したのだった。

腸の調子が超悪いのがデフォルトとなってしまった私、明日はどっちだ?


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ストレイシープ護国寺うどん屋を目指す。

木曜日の試してお得な試得うどんは五目うどん。トッピングサービスで椎茸を。  

 

やっさしぃー!

出汁香る薄口の汁にやわやわのうどん。

腸の弱い私には最適なうどんである。

具材もいちいち優しいのである。

嗚呼、優しさが五臓六腑に沁み渡る。

優しさ万歳\(^o^)/

 

かつては老人と病人の為の食事と見做していた柔らかいうどんだが、いや、その認識とかカテゴライズは基本的には変わっていないが、自らが病弱な老人と成り果てた今では、私とこのうどんの高い親和性を認めるに吝かでない。

 

そう。私はうどんと相性が良い。

一麺入魂らーめん潤(蒲田)

持病の薬を貰いに月に1度の病院通い。

高めの血圧も、高めの尿酸値も、私としては遺伝的な要素に拠るものなのだと確信しているが、生活習慣病という自己責任的で不名誉なジャンルにカテゴライズされてしまう屈辱。

ま、この朝も10km走った私の血圧は、標準の数値内に留まっていたけどね。

 

調剤薬局でいつもの薬を受取り、電車に乗り、乗換駅の蒲田に着いたのは10時過ぎ。

ブランチには早いけど、あの店は開いてるんだよなぁ。

久し振りに行ってみよう。

 

向かった先は一麺入魂らーめん潤であります。


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なにしろ極太麺ですからね。

着丼を待つ長い時間の暇潰しに、黄金色に輝く泡立つ炭酸飲料は欠かせないのである。


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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

トッピング全部入りの◯得ラーメン、麺硬め、玉ねぎ多め。

胡椒をかけ、卸にんにくを投入してから頂きます!

 

旨い!

煮干し香る醤油スープに背脂、岩のりと刻み玉ねぎ、そして極太麺。

燕三条ラーメンならではの調和である。

調和というよりも発明か?

 

途中柚子胡椒を投入して味変。

旨い!

更に旨い!

 

唯一無二の燕三条ラーメン、やはりたまには食べないとね。

 

店員さんにガッカリさせられることが少なくない潤だが、この日は研修中の名札を付けた若い女性店員の笑顔あふれるハキハキとした接客がとても心地良かった。

熊ぼっこ(護国寺)

熊ぼっこ。

 

熊はいいとして、問題はぼっこだ。

処女の熊?

それでは熊おぼこだ。

処女の熊とこの店の名前に関係はあるまい。

 

まさかこの食堂のおばちゃんが、処(以下自粛)

 

さて、値上げである。

3月4日から安さが売りの熊ぼっこでも、遂に値上げを断行するという。

 


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唐揚げ定食。

値上げして尚、650円のリーズナブルプライスでありました。

流石熊ぼっこ。

 

ん?

なんだ、この衣は?

唐揚げ粉とは到底思えない食感と甘味。

これってホットケーキミックスなのでは?

まさかな。

いや、でも…。

 

この衣、身から剥がれやすく、剥がれた分はそっと残してごちそうさま。

 

不思議な店だな。

 

熊ぼっこ。