Everything in Its Right Place(SUB3.5 or DIE)

マラソン(PB3:36:04)、バンド(ベース担当)、海外独り旅(現在26ヵ国)、酒(ビール、ワイン、ウイスキー)、釣り(最近ご無沙汰)をこよなく愛する後期中年者の日常。フルマラソン・サブ3.5を本気で目指すことにしてしまった。

増毛~留萌 国際マラソン

嘘です。

そんな大会はございません。

 

何年前だか覚えていないが、そして何の用事だったかも覚えていないが、仕事絡みで札幌と留萌に行ったついでに、増毛から留萌まで走ろうと計画、在りし日の留萌線に乗って増毛駅まで行ったら土砂降りの雨だった。

やむ無く折返しの汽車(電車でもなければ列車でもない、1両のディーゼル車だ)で留萌に戻る途中で雨が止み、慌てて飛び降りた舎熊という名の駅から留萌までの約11kmを走った懐かしい思い出。

 

その未走区間の5kmをいつか走り、増毛~留萌マラソンを完走したいと思い続けてきたが、ようやくその時が来たようだ。
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同行者に運転を頼み、増毛駅跡へ。

ここがスタートラインだ。

 

海沿いの道を、16km先の留萌のホテルへ向けて、走り出す。


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もう二度と汽車の来ることのない、哀愁の増毛駅ホーム。

 

どんよりとした空。

強い風。

これが留萌地方の典型的な天気だ。


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廃墟かと思ったら人が住んでいる気配。

歴史的な建造物みたいだ。


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こんな史蹟もありました。

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キロ6分ペースでゆったりと走るつもりだったのだが、そして実際にキロ6分ペースで走っていたつもりだったのだが、道幅が広いせいか流れる景色がゆっくりで、思ったより速いペースになっていた。

 

そして前回は今のように日常的に走る習慣を持っていなかったので、果たして16km走りきることが出来るのか不安な気持ちもあったのだが、今では16kmというのは特になんてことのない、ごく日常的な距離であり(ランナーにとって距離とは主観で伸び縮みするものなのだ)、そういう意味ではイベント感や特別感は薄れ、結果的に達成感も皆無だった。

 

しかし、それでも、旅先で走ることは特別な体験であり、楽しい。

ランニングシューズとランニングウェアは、最早旅の必需品であります。