朝からお詫び行脚という哀愁水曜日は、私の心情とシンクロするように朝から涙雨。
でも、気の重い時こそランニングでメンタルのケアをすることは大事だ。
台湾サンダルの筆下ろしランニングで軽く5キロ。
鼻緒が当たる指の間が痛くなってしまった。
翌日は血豆が出来ていた。
慣らし運転期間はワセリン塗るか、五本指ソックスを履いた方が良さそうだな。
しかし履き心地そのものは悪くない。
汗を大量にかく夏場のランニングでは、私は日々汗で濡れた靴を洗濯機で洗っているのだが、この台湾サンダルを履いて走ればその必要も無くなりそうである。
さてお詫びが終わり、予想以上にボコボコにされ、満身創痍で日比谷の街を歩く。
はっきり言って単なる尻拭いで、この件に関して私には1mmたりとも落ち度はないのだが、こういう役目も持ち回りなのだろう。
いきなりステーキでも行って、巨大な肉を食って虚無感の埋め合わせをしようと歩いていると、博多ラーメンの店が目についた。
ここって以前別のラーメン屋があったような記憶が。
新しい店なのだろうか?
ところで我が最愛の博多ラーメン、鵜の木のとんでんかんが閉店してからというもの、私のラーメン・ポートフォリオから博多ラーメンが失われて久しい。
入ってみますかね。
こんなにやさぐれた気分なら、当然黄金色に輝く泡立つ炭酸飲料をつけますよ。
むしろ1杯で止めた自分を褒めたいぐらいだね、ハハハ。
しかも380円という安さは、最近では珍しいね。
そういえば赤坂の博多ラーメン和も矢鱈とビールが安かったな。
そういう好ましい文化が博多ラーメン界隈ではあるのだろうか?
特製ラーメン900円。
コールはハリガネ。
デフォルトが800円なので、この特製ラーメンは高コスパ商品だ。
卓上の調味料と薬味もいかにも博多ラーメン。
生ニンニクをクラッシュし、高菜と紅生姜を適宜加えて頂きます。
あ、そう言えばゴマがないのはマイナスだ。
うん。
豚骨臭は薄く、濃厚さも無いスープは東京ローカライズ版博多ラーメンという感じだ。
しかし、博多ラーメンの本質は捉えている。
最高とは言い難いけど、悪くない。
まったくもって悪くないじゃないか。
替玉一玉は基本料金にインクルード。
なかなか良心的ですね。
価格に充分見合ったラーメンと言えるが、店員さんのクオリティも価格に見合っていたところに、ブレない首尾一貫性を感じた。
不愛想、愚鈍、果ては呼んでも聞こえないふり、見えないふり。お前今目があっただろうwww!
しかし食べて飲んで替玉して1280円は改めて凄いと思ったよ。降参!
アリです、余裕でアリ。
機会があればまた来ようっと。