Everything in Its Right Place

釣り、旅、音楽、食事、酒場探訪、ジョグ等々

BASSO江戸川橋

その朝、ランニングを終えて汗で濡れたウェアを洗濯機に放り込み、シャワーを浴びる為に全裸になったところで体重計に乗った私は、表示された数値を二度見、いや、三度見したのであった。

 

なんだ、この体重は?

真面目にランニングに取り組んでいるこの2年間で、見たことのないアウン・サン・スー・チーだ。

否、数値だ。

 

走っていれば太らないのだと、むしろ食べることも走ることの一部なのだと、摂取カロリーに無頓着だった結果が、これだ。

 

流石にまずいぞ。

一般に1kg増える毎にフルマラソンのタイムは3分遅くなるという。

仮に今、先月走ったばかりのつくばマラソンに出たら、私の記録は理屈の上では4時間5分を超えてしまうことになる。

 

まずはランチから見直そう。

いくらなんでもラーメンに偏り過ぎていた。

 

という決意は、Twitterを見た瞬間に撤回されたのだった。

BASSO江戸川橋が毎年提供している冬の風物詩的な限定メニュー、しょうが醤油の中華そばを今週から始めていたからである。


f:id:OKComputer:20221213151914j:image

はい、こちらがそのしょうが醤油の中華そば(900円)+特製トッピング(250円)。

しょうがの爽やかな風味のせいだろうか、スープがいつもより油少なめのサッパリ味に感じる。

パツパツの自家製麺も、特製トッピングもすべからく旨い。

安定感のあるBASSOだが、価格も安定している。

ロシアのウクライナ侵攻後、急激な円安進行後、私のお気に入りのラーメン店はこぞって値上げを断行したが(事情は分かり過ぎる程分かる)、BASSOはお値段据え置きで頑張っているのだ。

応援の気持ちを込めて、いかに太ろうともBASSO通いを止める訳にはいかない。

 

翌日は傷つくことを恐れて体重計には乗らなかった。

ダイエットは忘年会シーズンが終わってからまとめてやろう。