米津玄師のニューアルバムはストレイシープというタイトルだそうだが、何を隠そう私の愛車もストレイシープ号という。
今年のお盆休みは東京オリンピックシフトで会社自体が9連休、しかし世の中はコロナ一色で自粛ムード。
そんな状況下だが、私は自粛警察の目をかいくぐり、ストレイシープ号を北西に向けて走らせた。
誰もが何処かへ逃げようとしているのか、環八通りは鬼の大渋滞だった。
瀬田交差点の手前から始まった渋滞は笹目通りまで続き、関越自動車道に乗るまでに1時間45分を要した。
しかし一旦高速に乗ってしまえば、川越の先で1ヶ所渋滞があったものの、お盆休みとしては順調そのもの、上信越道に入ってからはむしろガラガラで、約束の2時より少し早く目的地の長野県上田市に到着した。
ワインをつくるために埼玉から長野に半移住したDDVセンパイ(仮名)の葡萄園見学、さしずめ大人の社会科見学といったところ。
メルロー。
若木。
ワイナリーからの眺め。雲と霧で眺望は悪いが、晴天ならば相当に素晴らしい景色であろうことは想像に難くない。
下らない人生かもしれない。
それでも、少ないながらも誇れる仲間がいることは、私の財産であるに違いない。
ついでに上田城跡公園見学。
夕食は地元グルメ。
鯉のあらい。旨い。
稚鮎の天ぷら。絶品。
これに合わせるなら日本酒だよね、とイワナ骨酒にチェンジ。
締めは鯉こく。
なんと子持ち鯉ですよ
お店の方がキウリ(味噌マヨネーズが旨い)と鯉の唐揚げ(独特の味付けで旨い)をサービスしてくれて、更に酒が進む。
上田市、最高。
センパイも良い場所に移住しましたな。
この後ワインバーに河岸を変え、上田の夜は熱く狂気を帯びていく。