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釣り、旅、音楽、食事、酒場探訪、ジョグ等々

金太郎(御殿場)

東名御殿場インターで降りた私は、まずはランチの予約に、炭焼きレストランさわやか御殿場インターチェンジ店に向かった。

受付で言い渡された待ち時間はなんと約3時間。

前回80分待った長泉店も相当なものだが、ここまでくると最早喜劇のレベルである。

確かに高速のICから近く、物理的に東京からも最も近いこの御殿場店は、県外から訪れるには便利なシチュエーションなのだろう。

折角の喜劇を楽しもうと、整理券を貰ってから目的地に向けて出発。


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御殿場の興雲寺。

個人的な事情でどうしても訪れたかった寺だ。

社務所に訪いを告げ、住職に挨拶し、御朱印を貰い、少しだけ立ち話。

来て良かったな。

 

さて、お寺参りしている間に、「ちっ、ハンバーグごときに3時間も待てるかよ」と短気な観光客がこぞってキャンセルして私の順番が近づいているかと期待したが、整理券に印刷されたQRコードを読み取ると、私の待ち時間はあと2時間20分と表示された。

喜劇、感激。

 

バックアッププランでリストアップしていた、ご当地そばの名店、金太郎に行き先変更だ。

ちなみにここ御殿場は、金太郎伝説の金時山のお膝元である。

 

日本家屋風の大きな店。


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待合室にはピザ・オブ・デスの前掛け。

何故だ?

 

おすすめには白子、煮込み、鹿肉のタタキなど、呑兵衛心をくすぐるメニューがずらり並んでいる。

嗚呼、車でなければビール、日本酒、アテ、からの締めそばというフルコースが味わえるのになぁ。

 

ジビエ扱っている蕎麦屋なら、鴨そばがイチオシとみた。

そばも白と黒が選べるそうで、ここは迷わず黒を選択。


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鴨のつけそば、黒。豪勢な盛りじゃないですか。

 

この辺りの蕎麦は御厨蕎麦といって、つなぎに山芋が使われているのが特徴。そして、水を一切使わないのだそうだ。

故に超低加水になるのは必至で少しボソボソとした食感。お世辞にも喉越しが良いとは言えないが、なんというかしみじみと旨い。鴨肉も厚めのカットで野性味溢れる濃い味。旨い。

つけ汁もけんちん汁を思わせる正しい和食、たっぷりのなめこが良いですね。

早稲田巌哲の店主がこれを食べたら、「鴨つけ」なる新メニューが生まれそうだ。

 

最後に蕎麦湯をもらう。蕎麦湯に山芋由来の成分が流れ出ているようで、独特の風味と舌触り。こりゃ旨いなと大満足、いや、beerが飲めなかったから中満足でごちそうさま。

ラーメンもいいけど蕎麦もいいですね。

 

悪名高い大和トンネル付近で軽い渋滞はあったけど、基本的にはスイスイと順調なドライブ。

三ヶ日みかんを届けに向かう途中、実家の約2km手前でさわやか御殿場店から来店を促すメールが届いた。受付から2時間45分後、この待ちシステムの正確性はたいしたものだな。

存分に喜劇を堪能した私は、そっとキャンセルボタンを押した。

 

こうして2日に亘るGo to静岡キャンペーンは、つつがなく終了。

そしてGo toトラベルキャンペーンの凍結により、これが私にとっての最後のGo toかもしれない。

振り返ってみれば、信濃大町、上田、安房白浜、御殿場、浜松、結構な頻度でGo toトラベルを利用したものだ。

しかしキャンペーン開始以前に出雲市、松江、米子、上田、伊勢、南紀新宮2泊、大垣、彦根2泊、今年は海外に行けない代わりに、主に車で国内を巡ることを習慣にしていた。私の今年のライフスタイルに、勝手に政府が乗っかってきた感じ。まぁお陰でキャンペーンのメリットは享受出来たけど、被ったデメリットも少なくなく、多分キャンペーンなんてなくても同じことをしていただろう私は、この政策を一切支持しない。

 

5人乗りセダンに1人で乗り、旅の目的はランと登山と少しばかりの観光と地元グルメ。

食事をする際も独りテーブルかカウンターに座り黙々と食事、二次会はホテルでワインだ。

マスクもしているし、消毒もしている。

出来る限りの対策はした上で、出来る範囲の楽しみを享受するのが私のスタイルだ。

色んな意見や見解や見識は参考にするけど、決断するのはあくまで自分だ。

 

ウイルスを正しく恐れることは大切だと思うけど、よく分からない、分かりたくもなことや輩が多いのも事実。世の中、思考停止しちゃってる人とか組織が溢れているように思えて正直うんざりしてしまう。

 

人様には迷惑はかけないように気を付けますけど、ま、この先も我が道を粛々と淡々と行きます。