いやー、驚いた。
前日に山中湖一周+αをビルドアップ気味のペース走で走っただけなのに、お尻、ハムストリングス、前腿が筋肉痛になってしまった。
ガチのビルドアップ走でもないし、閾値にすら達していない中強度のランニングなのに、ハーフマラソンのレースに出たかのようなダメージがある。
これでひとつハッキリしたことがある。
お尻とハムストリングスはアクセル筋で、前腿は着地衝撃を受け止める役割を果たす。
これらがもれなく筋肉痛になるということは、ジョグとマラソン・ペースでは筋出力も着地衝撃も段違いに異なるということだ。
6月にコロナに罹患し、1週間ランオフしてしまったことから、7月は暑くてロング走が出来なくても、月間走行距離だけは積もうと300km走った。
しかし、ジョグで300km走ったところで、レースペースに近い(本当はレースペースよりも遅かったのだが)速度で13km走っただけで、筋肉痛になってしまう程、必要な筋力はまるでついていなかったのだ。
課題が明確になっただけでも、この山中湖合宿の意味はあった。
だから翌朝、筋肉痛も抱えていることだし本当はスローペースでゆったりと走るつもりだったのだが、サブ4ペースのペース走で山中湖を一周した。
本番まであと4週間。
どう仕上げるかのシミュレーションは完了した。
コンディション的にタイムはとても狙えない。
失速しないで、4時間を切れるレースを目指そう。