日曜日はたっぷりと寝て、昼頃からジョグに繰り出す。
左膝に違和感が残っていたので、1km7分近いゆっくりペースで17km弱のリハビリ・ジョグ。イライラするような速度だけど、スロージョグは体力維持と患部のケアの為にとても大事なのである(受け売り)。
洗濯してシャワーを浴びたら、これもルーティンの草津湯で湯治だ。
日曜日夕方の草津湯は大混雑の芋洗状態で、抜けるストレスと溜まるストレスが拮抗している。
さて、ロビーで瓶ビールを飲んだら、ちょっと早めのディナーとしますか。
草津湯のすぐ斜め前に、いかにも町中華然とした看板があり、前々から気にはなっていたので寄ってみた。
華栄。
瓶ビールを頼むと、スーパードライだった。
普段は好んで飲むことはないが、風呂上がりや運動後に飲むスーパードライはとても旨い。
餃子。
薄めの皮にパリパリ食感、これは私の方向性に完璧に合致する。とても旨い餃子である。
五目うま煮麺。
町中華らしい細麺に、五目餡掛けが絡む美味しい麺である。
なにしろメニューにデカデカと写真が掲載されていたので、店員さんに尋ねるまでもなくこれがイチオシと分かる。
昔ヤンチャしてたような旦那さんと、見るからに人の良さそうな奥様が2人で厨房を回している。
黒川さんご夫妻というそうだ。
いかにも熱いスピリットを持っていそうなお名前である。
更には近所の野良猫たちとの共生を目的とした、「地域猫みまりの会」というのも主宰されているようだ。
即ち、保護して、避妊or去勢手術をしてから再び野に放ち、不幸な野良猫のサイクルを断ち切り、一代限りの地域猫として皆であたたかく見守りましょうというアクションのようだ。
素晴らしい。
張本勲氏に代わって私からアレを差し上げようではないか。
「あっぱれ!」
ビールと餃子と五目うま煮麺とオーダーすると、まずビール、次いで餃子、最後に五目うま煮麺といい塩梅で提供されるホスピタリティ、料理はいずれも旨く、黒川さんご夫妻とホールの女の子の接客も元気でキビキビしていて気持ちよく、いやー、これは良い店と出会ってしまったなぁ。
というか、何年も草津湯に通っているのだから、もっと早く来るべきだったのだ。
一発で魅了されてしまったので、リピーターと化すことは確定だ。