Everything in Its Right Place(SUB3.5 or DIE)

マラソン(PB3:36:04)、バンド(ベース担当)、海外独り旅(現在26ヵ国)、酒(ビール、ワイン、ウイスキー)、釣り(最近ご無沙汰)をこよなく愛する後期中年者の日常。フルマラソン・サブ3.5を本気で目指すことにしてしまった。

6月のランまとめ

梅雨入りし、雨の日が増え、更に気温と湿度も上昇傾向の6月。

 

発汗量が目に見えて激増してきたので、脱水のリスクを考えてロング走は封印、最長でも16kmまでに留める代わりに、コツコツと走った。


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6月最後の日も、出勤前に10kのビルドアップ走+ダウンジョグ800m。


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これで月間26日走り、合計距離は267kと、私にしては良いペースで走ることが出来た。

村上春樹「走ることについて語るときに僕の語ること」を再読したことで、走ることに関するヤル気スイッチがオンになったのかもしれない。私はある意味でとても単純なのだ。

 

その代わりなのだろうか、激減したのが釣りである。

なんと6月は只の1日たりとも釣りに行かなかった。

ひとつには長引いた下痢の影響で刺身を食べたいという気持ちが全く湧かず(いまだに湧かない)、もうひとつには長引くコロナの影響で釣った魚をお裾分けすることに若干の抵抗を感じることも根底にはあったと思われる。

いずれにせよ、走ることを優先すると、何かを犠牲にすることにはなるようだ。

 

さて、暑さに極端に弱い私、昨年の7月は30k、8月に到っては僅か20kしか走っておらず、例年なら完全にシーズンオフである。

 

今年の夏はどうなることやら?

ノンアルビールの選び方

きっかけはテレワークだった。

私は、ビールへの誘惑に対する自らの無力さを充分に自覚しており、テレワーク中に何かが嫌になった瞬間、ビールのプルタブを開けてしまう己の姿をありありと想像できた。

 

最初はそのような御守り感覚で購入したノンアルビールだったが、副次的なメリットをいくつか発見することとなる。

 

ひとつは、船釣りのお供に最適であること。

船宿への往復には車を使うので、いくら大好きだろうと船でビールを飲むことは好ましくないし(ひとたび許せば1本が2本、2本が3本、3本が4本とエスカレートすることは自明だ)、そもそも普段から大酒を飲んでいるので、たまの釣りには素面で向き合いたい。

このソリューションにノンアルビールが最適だったのである。

迂闊だっとしか言いようがない。

 

更に旅ラン。

手賀沼印旛沼といった、日帰り旅ランの時に、走り終えて温泉に浸かった後、狂おしい程にビールを飲みたいのをグッと堪えてデカビタCとかを飲んでいた訳だが、これを家から保冷バッグにノンアルビールを入れて携えれば、それなりの満足感を得られるのである。

 

私は勿論酔いたくてビールを飲んでいる訳だが、単純に味が好きで飲んでもいたことにようやく気付いたのだ。


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お気に入り銘柄その1、キリン零ICHI。

一番搾り搾り製法がウリ、お陰でかなりビールに近い味がする。


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お気に入り銘柄その2、アサヒBEARLY。

これは正確には0.5%のアルコール度数があるのでノンアルではなく微アルだが、初めて飲んだ時は驚いた。

どこぞのクラフトビールかと思うような濃厚な旨味、脳がビールと錯覚して、普通に酔ってしまいそうな気がするレベルである。

しかしこのBEARLYには大きな問題が2つ。

ひとつは価格。めちゃくちゃ高いその価格はなんと、発泡酒のキリン淡麗グリーンラベルよりも高く、普通のビール並みなのだ。

モルトの風味がとても強いのは、かなりな原価をかけているからだろう。

そして小麦の使用量が多いせいだろう、糖質含有量が100mlあたり7.4gと普通のビールより2倍以上も高いのだ。

これでは折角普段使いに糖質0のパーフェクトサントリービールを飲んでいる意味がなくなってしまう。

そんな訳で箱買いしたBEARLYは、終了と共にお別れした。

ちなみにキリン零ICHIも100mlあたり2gの糖質は含まれている。

 

今現在我家の冷蔵庫には以下の2種類が常備されている。


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ひとつは零ICHI500ml。

色々と飲み比べたけど、やはり味的にはこれが一番ビールらしさのあるノンアルである。

サイズも350mlだと個人的には中途半端なので、ビール同様500mlが良い。

但し、1缶あたり10gの糖質を含んでいるので、その点は考慮する必要あり。

とりあえず走った後のプロテイン代わりに飲んでる感じ。たんぱく質は入ってないけど。


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もうひとつはアサヒのドライZERO。

アルコール0、カロリー0、糖質0、私の方向性とか生き様的には最も合致する成分だ。

やや単調で薄味ながらも許容範囲の味、水代わりにガブガブ飲んでも罪悪感がなく、特に夏場に重宝しそうな銘柄である。

 

そんな訳で、出勤前の朝ランの後にも、必ずノンアルビールを飲むようになってしまった。

ルールは逸脱していないけど、モラル的にはどうなのだろうか?

知ったこっちゃないけどね。

巌哲(早稲田)

月曜日は界隈のラーメン店の定休日が多く、もしもラーメンを食べたいと思った時の選択肢は非常に限られる。

 

ラーメン難民が押し寄せることは想像に難くなく、多少の並び覚悟で早稲田の巌哲に向かうと、またしても空席多数であった。

何が起こっているのか。

もしくは単に幸運が続いているのか。


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天気予報程には気温が上がらなかったこの日、気分は温かいラーメン。

前回の鶏そば、悪くはないのだけれど期待値が高かった分、若干の肩透かし感もあったので、安定と安心の肉そばを。

残念ながら半熟卵は売り切れランプ。

 

うんうん、これですよ、これ。

節系の魚介に控えめな鶏が追ってくる上品な淡麗スープ。しかし九条ネギと、多分ネギに合わせたオイルが複雑な旨味を追加しているような、小数点以下の足し算。

そして喉越しを重視したのだろうと思われる麺、トータル・バランスで和を感じさせる一杯である。

 

隣のおじさんが盛り400gを楽々完食している姿に触発され、次は盛りを食べに来よう。

私には300gが限界ですけどね。

サマーな罠、ラーメン篇。

あのラーメン大好き小池さんをも凌ぐと言われる、ラーメン大好きサマーな後輩(仮名)から唐突にLINEが届いた。

 

ヌードルツアーズなる、有名ラーメン店を集めた冷凍麺の自販機が、私の愛する大田区矢口の街に設置されたというのだ。

仕掛けたのは大田区に本社のある丸山製麺

 

しかしいったい、彼の情報収集能力は、何に由来しているのだろうね?ことラーメンに関しては恐ろしく高感度アンテナをお持ちのようだ。

 

矢口の草津湯に行った帰り道、寄ってみない訳にはいかないよね。

近所とは言え初めて歩く街並みが新鮮だ。

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本当にこんなところにあるのだろうか?

と不安になる程、駅からも幹線道路からも遠い住宅街のど真ん中に、その自動販売機は佇んでいた。

一食1000円と、冷凍食品のラーメンとしては狂ったような高さだが、ここまで来て買わないという選択肢はない。


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サマーなオススメのカネキッチンヌードルを臆することなく購入。

 

翌日、ランチに早速作ってみる。


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一応冷凍スープの中にはチャーシューが2枚入っていた。

しかし薬味も何もないかけそば感マシマシの素ラーメン。

鶏油香る醤油味は、個人的にはマタオマ感もマシマシ。

 

味は確かに悪くないけど、これに1000円払う価値はないよね。

 

といった感想をサマーな後輩(仮名)に送ると、「店のデフォは880円なので、これで1000円は高いっすね」とのリプライ。

やはりサマーな罠であった。

何事も経験、しかしリピートは多分ないかな。

走、風呂、蕎麦。

土曜日。

貴重な梅雨の晴れ間なので、釣りは我慢して溜まった洗濯物を一気に洗う日。

洗濯機のスイッチを入れたら、待ち時間を有効利用すべく、走りに出る。

 

14km、84分。

6月末の晴れの日、気温高めの日射し強め、汗かきな私は全身汗まみれのドロドロなのだった。

終わった洗濯物をカゴに入れ、代わりにランニングウェアを洗濯機に、そしてシャワーで汗を流す。

 

シャワーでは汗は流せても、身体のケアにはならないので、洗濯物を干したら愛する矢口の草津湯に向かいます。


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天然黒湯温泉、温冷交代浴、各種マッサージ風呂、サウナと水風呂で整えてから、ロビーでスーパードライの大瓶を飲むいつものルーティン。

うーん、やはり風呂上がりのスーパードライは何故だか旨いなぁ。


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そして、幾つもの選択肢があるなかで、この日ランチに選んだのは蕎麦屋のまるび。

二軒先のラーメンビッグが猛烈な吸引力で私を誘うので、ここで脚を止めるのはなかなか大変であります。

オーダーはぶっかけたぬきそば、大盛、500円也。

冷水での締め具合が少し甘い気もするが、製麺所直営のまるびの蕎麦、やはり相当にレベルが高い。

一方で、温かい蕎麦の汁は出汁香る優しい旨さがあったが、ぶっかけの汁は凡庸な印象。

ちょっと強すぎるかな。


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しかしながら、気持ちの良い公衆浴場、淡麗系ラーショ系と贅沢な選択肢のあるラーメン、そして蕎麦屋までもがハイレベルと、矢口の街は地味ながら素晴らしい。

高まる一方の地元愛。

もつ焼きでん 蒲田店

フレックスタイムを利用して会社を早退、そもそもの目論見としては聖地巡礼第二弾として東十条の埼玉屋を目指すつもりだったのだが、うっかりと昼飯を普通に食べてしまって腹が空いていない。

腹が空いていない時の埼玉屋はあまりに危険なので、行き先を蒲田に変更した。


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地元の愛すべき店、もつ焼きでん蒲田店であります。


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赤星大瓶。久し振り。


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マカロニサラダ。米山と比べてはいけない。

クリームチーズがアクセント、旨い。


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さがりネギポン酢。

塩味の強いでんの串はスルーするのが常なのだが、ネギポン酢シリーズならアリ。旨い。


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バイスサワー。大田区が誇るコダマ飲料の良心、旨い。

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アブラ刺。文句なく旨い。

 


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埼玉屋インスパイアのレモンサワー。

インスパイアではなく、本家を飲みたいな。

 

料理3品、酒3杯で締めて2550円の価格は、飲み物の一律値上げがあったにせよ、依然良心的である。

普段使いに最適な店なのに、早退しないと使えないというのは、普段使いとは言えないよな。

世界の正常化はまだ遠い。

MENSHO(護国寺)

護国寺で午前中から打ち合わせ。

ついでに早めのランチは護国寺のMENSHOで。


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醤油雲呑麺、1150円。

サマーな後輩(仮名)によるサマーな調教の成果か、或いは寄る年波の影響か、はたまたお腹具合にすっかり自信を失ったせいか、最近のラーメンは淡麗系がすっかり主役になっている私である。

 

MENSHOの自家製麺は、他とはかなり異なっていることが理解出来るようになってきた。

とても旨い麺である。

淡麗系と十把一絡げに括らずに、それぞれの個性も徐々に分かるようになってきた遅れてきた中年ラーメン戦士、それが私だ。

 

低温調理と巻豚の2種のチャーシューも旨いし、穂先メンマも旨いが、小振りな雲呑は没個性なイマイチなものだった。

巌哲と中華sobaいそべという、ワンタンの名店が馴染みなので、知らず知らずのうちにワンタンに対する基準点が辛くなってしまったのだろう。

ここでは味玉乗せが私の正解なようだ。

 

塩も旨いしつけ麺も旨いし、また来ましょう。

ごちそうさまでした。