月曜日は界隈のラーメン店の定休日が多く、もしもラーメンを食べたいと思った時の選択肢は非常に限られる。
ラーメン難民が押し寄せることは想像に難くなく、多少の並び覚悟で早稲田の巌哲に向かうと、またしても空席多数であった。
何が起こっているのか。
もしくは単に幸運が続いているのか。
天気予報程には気温が上がらなかったこの日、気分は温かいラーメン。
前回の鶏そば、悪くはないのだけれど期待値が高かった分、若干の肩透かし感もあったので、安定と安心の肉そばを。
残念ながら半熟卵は売り切れランプ。
うんうん、これですよ、これ。
節系の魚介に控えめな鶏が追ってくる上品な淡麗スープ。しかし九条ネギと、多分ネギに合わせたオイルが複雑な旨味を追加しているような、小数点以下の足し算。
そして喉越しを重視したのだろうと思われる麺、トータル・バランスで和を感じさせる一杯である。
隣のおじさんが盛り400gを楽々完食している姿に触発され、次は盛りを食べに来よう。
私には300gが限界ですけどね。