Everything in Its Right Place(SUB3.5 or DIE)

マラソン(PB3:36:04)、バンド(ベース担当)、海外独り旅(現在26ヵ国)、酒(ビール、ワイン、ウイスキー)、釣り(最近ご無沙汰)をこよなく愛する後期中年者の日常。フルマラソン・サブ3.5を本気で目指すことにしてしまった。

喜楽(渋谷)

先日久々にランチ時に訪れたところ、長蛇の列で泣く泣く諦めた渋谷の名店喜楽。

夕方から渋谷で仕事が入り、再訪の機会は思いがけず直ぐに訪れた。

 

並びはなしだが店内はちょうど満席、2,3分待ってから店内へ。


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瓶ビール。

 
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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

夢にまで見たもやしワンタン麺。

この店は塩味の五目ワンタン麺も、チャーハンも、餃子も、何でも旨いのだが、久々に訪れたとなると我が心の故郷であるもやしワンタン麺1択になってしまう。

桂花ラーメンの太肉麺や、新雅のニラソバと同じ理屈だ。

 

いやー、ウメエ。

焦がしネギ香る醤油スープに大振のワンタン。


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そして何と言ってもこの太麺が最高である。

初めてこの店のもやしワンタン麺を食べたのは大学生の時たが、その頃は桂花ラーメンにどっぷりだったのでこの麺の太さを何とも思わなかった。

むしろ特徴の薄いラーメンだな、などという不遜な感想を持ったのだが、今風改めて向き合うと、この一杯は唯一無二な個性の塊である。

 

シューシューと謎の声を発しながら鍋を振っていた名物オヤジも、ニコリともしないレジの名物女将も最早おらず、厨房の中はネパール人と中国人しかいない(多分)が、それでも変わらない喜楽の味は、私のノスタルジックな琴線に触れまくるのだった。

 

やっぱりいい店だな、喜楽。

私の青春の味、たまにはこなくてはのらないのだ。