Everything in Its Right Place(SUB3.5 or DIE)

マラソン(PB3:36:04)、バンド(ベース担当)、海外独り旅(現在26ヵ国)、酒(ビール、ワイン、ウイスキー)、釣り(最近ご無沙汰)をこよなく愛する後期中年者の日常。フルマラソン・サブ3.5を本気で目指すことにしてしまった。

シドニーマラソン振り返り

気が付けば、もうひと月も前のことだ。
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2023年9月17日、私はシドニーラソンを走り、無事に完走した。

 

アップダウンがキツいコースな上に、時間と共に気温が30℃を超えるまで上がり、非常にタフなレースであった。

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ラストの下り坂の大声援、そしてゴール地点・シドニーオペラハウスの大観衆、一瞬自分がトップアスリートになったのではないかと錯覚するようなあの凄まじい熱気は、今思い出しても感動する。

 

そしてレース中は楽しむ余裕が無かったけど、海沿いを走り、ヨーロッパの雰囲気を味わえる街中を走り、広大な公園の緑のなかを走り、実に変化に富むシーニックなコース、いつ終わるとも知れない延々と続くアップダウンに、特にいくつかは険しい坂で足の爪が4枚死亡するほどタフなレースだったけど、終わってみれば実に楽しく印象的な素晴らしい大会だった。

 

9月開催ということで直前の7月8月は日本の真夏にあたり十分な調整が出来ない事、そしてコースのアップダウンが激しいのでタイムを狙うのは無理なこと、という大きな2つのネガティブ要素があるが、それでももう一度走ってみたい程魅力ある大会であった。


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一方で、同じオーストラリアでも7月開催のゴールドコーストラソンなら、もう少し調子を上げた状態で臨めそうである。

海沿いのコースならアップダウンも少ないに違いない。

来年はゴールドコーストラソンを゙狙うのも、ありかもしれないな。なにしろカード社会のオーストラリア、両替した現金は、ほぼほぼ残っているのだ。

それ以上に、海外のレースを走る面白さに開眼してしまったかも知れない。

いや、間違いなく開眼してしまった。

基本的に私のマラソンは旅行と常に結びついており、かすみがうらマラソン、わっかないマラソンつくばマラソン、鹿児島マラソン、あおもり桜マラソンと、今まで走ったレースはすべからく旅であった。

北へ南へと結構な旅もしたけれど、シドニーまで行くと旅情と旅愁が別格も別格、レースの雰囲気も全然違うけど、42.195kmという距離は不変で普遍だ。

ヤバい扉をまたひとつ開けてしまったかもしれないかぁ。

 

さて、マラソンと関係ないけどひとつ備忘録、そして誰も読んでないとは思うけど、初めての海外レースを゙走ろうと画策している人へのアドバイスをひとつ。

オーストラリア(に限らず欧米は殆どの国が)はクレジットカード社会であり、コンビニで水を買う際も基本はカードだ。

勿論予備知識としては私も持っており、2種のカードを携帯していたのだが、私以外は全員がタッチ決済なのであった。

カードリーダーにカードをインサートしてPINコードを押すというプロセスだけで、忙しいパブなどでは迷惑客、未開の国から来ている低民度の野蛮人と化す。

タッチ決済機能は必須だ。

私も帰国早々、自らのカードをタッチ決済機能付きに即切り替えた。

 

という訳で、とりあえず準備は万端なのである。