大雨特別警報の中、成城へ。
災害級の大雨でも仕事はなくならない。
社畜の哀しみ大炸裂である。
私に出来ることは、せめて電車が止まらないことを祈るのみ。
帰りが遅くなりそうなので、その前に夕食をとっておく必要がある。
そうだ、こんな時こそ機会あらばと狙っていた店に行ってみよう。
埼玉県民のソウルフード、ぎょうざの満州。何かで紹介されているのを見て以来、機会があれば是非食べてみたいと思っていたのだが、生憎と私の生活圏内には店舗がなく、最寄りがなんと千歳船橋なのだっだ。
しかし千歳船橋は全く無縁という訳でもなく、私の車の主治医であるメカニック氏の工場があるので、年に一度は訪れる。
次の車検のついでに寄ってみようと思っていたのだが、半年程早まった。
プレモルの生とスーパードライの瓶なら、スーパードライの瓶を選んでしまうお年頃。
卓上の小皿には例の「3割うまい」のキャッチ。
先ずはチャーハンが。
次いでぎょうざが到着。
酒飲みの心理としては先に餃子をツマミにビール飲んでるところに、遅れてチャーハンが到着するのが理想だが、飲み屋でも本格中華でもないファミレス餃子なので多くは望まない。
チャーハンはベチャッとした食感で褒めるところはないが、不味くて食えない程でもない。
餃子は宇都宮的と言いますか、薄めの皮をパリッと焼いてあり、野菜多めの具も旨い。
この方向性は個人的な好みと合致しますな。
酎ハイ追加。
チャーハンも餃子も漬物も全部3割うまいのが、ぎょうざの満州の様式美だ。
結論、わざわざ遠くまで食べに行くまでの価値はないが、近くにあれば重宝しそうな店、という位置付け。
ところで我が愛しの街・蒲田は羽根つき餃子がとても有名だが、小籠包並みに厚すぎる皮が私の好みとは真逆で、全く脚が向かないのです。
蒲田に満州があれば通っちゃうかもしれないな。