暑い。
日課のランニングが拷問のように感じられる程に暑い。
もう梅雨は明けたのではなかろうか?
早稲田への散歩も罰ゲームに感じられる程に暑い。
冷たい麺が食べたい陽気だ。
いや、冷たい麺、一択だ。
そんな訳で、早稲田までてくてく歩いて、巌哲さんの盛り300gを頂きます。
前回思わぬ苦戦を強いられた300gだが、この日は楽勝でいけそうな気がする。
シンプルだからこそ誤魔化しの一切きかない盛り。その名の通り、盛りの美しさが際立つ。
旨い。ひたすらに旨い。
茹でた麺を冷水で締め、水切をした後にオイルを一振、それを店主自らがゴツイ手で丁寧に解して綺麗に盛り付けていく。
だからこそ麺同士がくっつくなどいうことも起こらず、最後まで気持ちよく啜り続けることが出来るのだ。
無心で啜り、肉にかぶり付き、余裕で完食。
その後蕎麦湯のようなスープ割を貰ってフィニッシュ。
完璧だ。
夏はソーメン、冷や麦、盛りがいい。
実際にこの訪問の3日後に、気象庁は関東地方の梅雨明けを宣言し、史上最も短い梅雨となった2022。
夏が苦手な私には決して嬉しいニュースではないが、盛りが旨い季節が長くなったと思って自らをなぐさめる。