Everything in Its Right Place(SUB3.5 or DIE)

マラソン(PB3:36:04)、バンド(ベース担当)、海外独り旅(現在26ヵ国)、酒(ビール、ワイン、ウイスキー)、釣り(最近ご無沙汰)をこよなく愛する後期中年者の日常。

中華蕎麦きみのあーる(江戸川橋)

ルーティンは脳を劣化させるのだという。

この頃の私の日々は、ルーティンに陥りがちだ。

 

前日の昼飯は、新規開拓でタンタンタイガーを訪れた。

確かに刺激にはなった。

 

今朝のランニングも、ほんの少しだけコースを変えてみた。

ほんの少しだけ刺激にはなった、気がする。

 

よし、今日のランチも新規開拓だ!

と、訪れたるはタンタンタイガーの直ぐ近く、中華蕎麦きみのあーるであります。


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ご託宣。

無添加、無化調がウリ。


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豊富な卓上調味料。

無添加無化調でも、巌哲とは異なるベクトルのようだ。


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丼に思い切り影が被ってしまったが、店主オススメのチャーシュー麺(醤油)1200円。

 

まずはスープを1口。

む?ご託宣によれば、メインは大山地鶏とのことだが、ラーメンをらぁ麺と書く系統の鶏スープとは異なり、しっかりと節系の香りがして、むしろ魚介が勝っているぐらいかな?

そしてエンミがあまりにも強い。スープが塩っぱいなんてもんじゃないよ。

麺を引きずり出す。

加水率高めのもっちりとした細麺は茹で過ぎ、ところどころダマのように麺同士がくっついてしまう。歯応えも素麺みたいで興ざめ、これは硬めコール必須ですな。

チャーシューは柔らかくて旨い。逆の言い方をすれば、旨いのはチャーシューだけ、となる。

 

うーん、結局のところ私のルーティン無添加無科調ラーメン、BASSO江戸川橋、巌哲、MENSHOの三巨頭には遠く及ばないという印象だ。


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そしてほぼ満員のカウンターは女性客が7割、これも私の苦手なパターンである。

女性客の方が多いラーメン店は、何故だか私との相性が悪いのだ。

 

この店は醤油の他に塩もラインナップされており、そちらも試さないと結論は出ないのだが、無理して結論を出さなくてもいいような気がしないでもない。

 

そしてスープを飲み干した訳でもないのに、この日の午後は喉が渇いて仕方がなかった。やはり塩分多すぎでしょう!

 

そういえば、茗荷谷の生粋花のれんで醤油ワンタン麺にチャーシューご飯を食べた後も、このような異様な喉の渇きに苦しめられたのを思い出した。あそこも無添加無化調を謳っている割には、醤油の濃さ(特にチャーシューご飯)は酷かった。一方で塩はあきれるぐらいに激薄なんだよね。

そうだ、あの店も女性客ばかりだったじゃないか!

 

ルーティンが悪いわけではなく、新規開拓が良いわけでもないという、至極当然の真理。

通う店にはやはりそれなりの理由があるのだし、厳選して通っている店に及ぶ店は決して多くないということか。