ワクチンの副反応が日を追うごとに酷くなってきて(頭痛、目眩、倦怠感、微熱、下痢)、いっそのこと旅は取り止めようかとも思ったが、昼前にようやく諸症状が少し落ち着いて来たので、予定を繰り下げて出発することにした。
ランニングの強度を少し上げたこと、鍼治療を受けたこと、つまりは体力使って血行をよくしたことで副反応が強くなったのかもしれない。
もしかしたら副反応ではなく、感染したのかもしれない。しかし、思い当たるフシは特に無く(無くても感染力の強いオミクロンなら有り得なくもない)、タイミング的にも副反応と考えるのが妥当なので、その可能性は排除することにした。
さて、出発を遅らせたことで、渋滞のピークを上手く回避できたようで、カーナビをセットした時は4時間以上かかる予想だったが、3時間程でハルピンラーメン本店に到着した。
14時半を過ぎているというのに、行列が店の外まで形成され、ざっと十数人が並んでいる。
駐車場の車は関東ナンバーと地元ナンバーが半々、旅行客と地元客の混成行列のようだ。
急ぐ理由もなくおとなしく列に接続したが、回転は割と早く、15分程で着席。
お冷やと一緒にジャスミン茶が出てくるのがハルピン流。
オーダーはハルピンスペシャル1050円。
並んでいる間にオーダーを済ませているので、着席から着丼までも早め。
大判の海苔が丸ごと1枚乗っている、というか刺さっているのが良い。今は無き、京急蒲田の麺バカ息子を思い出させる。
スープを一口。
ピリ辛味噌味といった趣だが、店の御託宣によればこれは味噌ではなく、熟成タレなのだ。
軽くウェーブした細麺は、歯切れの良い食感。悪くない。
チャーシューは薄切りバラ肉、味玉はニンニクを漬け込んだ後の醤油で寝かせたものだそうで、独特の風味がある。
うん、旨い。
初めて食べた時よりも旨く感じるな。
同じ長野のご当地ラーメン、テンホウよりもハードコアなラーメンで、こちらの方が私好みだ。
走るだけが諏訪湖の魅力ではない。
ご当地グルメも最高である。
今日は無理せずゆっくり過ごそう。
明日は走れますように。
と、諏訪の神に祈った。