当日の早朝、まさに家を出ようと準備していた時に、強風の為出船中止を知らせるショートメールが届いた日曜日の憂き目。既に剱崎では15mの南西風が吹いており、小さなチャーターボートでのタイラバ、この判断は妥当だ。誰も天気には勝てないのだ。
しかしながら、そもそもこの日の予約自体が雨風で中止になった昭和の日の振替であり、どうも釣りとの相性が悪い昨今の私である。
3時に起きて、気合いの目覚ましコーヒーなど飲んでしまいギンギンのテンションだったのだが、ビールを一本空けてリラックスし、1時間程仮眠。
7時前には完全に覚醒し、ボクらの時代とがっちりマンデー!を観た後に、ジョグに繰り出した。
10km、60分。
これぐらいの距離、ペースだと最早膝に痛みは出ない。
だからと言って調子にのってはいけない、という備忘録としての役割を、この文章は担っている。
さて、大抵のラーメン店がまだ開いてない朝の10時前でも、こちらは元気に営業中。
お久し振りのラーメンショップ大師店であります。
オーダーはネギチャーシュー麺硬め、岩のりトッピング。
前日にラーメンビッグのチャーシュー麺を食べたばかりで、2日連続のラーメン、2日連続のラーショ系だが、男の子は細かいことなど気にしない。
旨い。
ラーショのネギチャーシューはネギチャーシューとしての究極であり、ラーメンとしてもひとつの完成形であることは間違いない。
山岡家、くるまやラーメン、田中そば店、神楽坂龍朋、昨年来私はネギチャーシュー麺の多様性に充分に触れてきているが、ラーショのネギチャーシューはやはり格が違う。
謎の調味料クマノテを纏ったネギ、出涸らし系のホロホロチャーシュー、ライトな豚骨スープ、パツパツの細麺、完璧な調和がここにはある。
無化調、無添加もひとつの哲学だし最近のトレンドだが、だからといって化調たっぷりラーメンが否定されたり駆逐されたりするものでもない。
どちらも楽しめた方が、豊かなラーメン人生だ。
ごちそうさまでした。
その後はいつものように川崎大師にお参り。
川崎大師のお護摩は、芸術としても優れており、バリ島のケチャとかガムランを思い出す。
年老いた母親へのお土産に、くず餅(川崎大師的には久寿餅)と呆け封じ飴を購入してから実家経由で帰宅。