2ヶ月に一度のペースで目白に髪を切りに行くついでに、目白田中屋でウイスキーを2本買うことも習慣化。
今回の獲物は、ハイランドモルトのグレンドロナック8年と、アイランドモルトのハイランドパーク12年。
間違いではございません。
ハイランドパークはハイランドモルトでなく、アイランドモルトであります。
昔よくバーで「一杯目のウイスキー」に飲んでいたハイランドパークだが、新しいボトルになってから買うのは初めて。
ピーテッド・ウイスキーながらアイラ・モルトような尖った感じは無く、適度な刺激とクセのある味わいが最高。
アイラモルト一辺倒の頃は物足りなさも感じていて、アイラを飲む前の酒前酒的に位置付けていたのだが、それは間違いであった。
文句無しに旨いウイスキーだ。
そしてグレンドロナック8年。
スタンダードな12年を買おうとしたのだが、隣にあったこの8年、限定品だというし、アルコール度数46度と高めで、かつ12年より安いので飛び付いてしまった。
若い酒ながら、強めの芳香のしっかりとしたフルボディ。一方でウォッカなどのスピリッツを思わせる後味、フィニッシュは手持ちのウイスキーのなかでは短めだ。一言で言うならば、全方位整ったバランスのとれた酒という印象。
しかし、バランスのとれた酒と言えば、最近のお気に入り、グレンファークラス12年には敵わないかな。最初ガツン、あとスッキリという飲み口は、夏に向いてる気がする。
とは言えこちらは8年、次は12年買ってみよう。
2ヶ月に一度目白に髪を切りに行く際に、目白田中屋を覗いてウイスキーを2本購入するというサイクルを守ることで、シングルモルト地獄に堕ちることを防いでいる。
モルトの多様性が最近また楽しくて仕方がないのだが、このサイクルは厳守しなくてはならない。
地獄に堕ちない為には、間違ってもインターネットで検索などしてはいけないのだ。