Everything in Its Right Place

釣り、旅、音楽、食事、酒場探訪、ジョグ等々

今月のウイスキー

2ヶ月に1度の割合で目白のヘアーサロンにカットとカラーリングに出掛けるのだが、そのついでに酒のアミューズメントパーク、目白田中屋を覗くことも副次的に習慣化。

 

とにかく酒好きならばここにハマらない人はまずいないだろう。


f:id:OKComputer:20221005162533j:image

最近は色々な銘柄を冒険することを止めて、お気に入りの銘柄だけで自宅の在庫を回していたのだが、お目当てのグレンファークラス12年が売り切れていたこの日は、迷いに迷ってローランドモルトオーヘントッシャン12年を初購入。

 

家の在庫がグレンファークラス105と、アードベグ10年という、割と個性的な銘柄が揃っているので、オーソドックスなモルトが欲しくて試してみた。

 

最大の特徴は、アイリッシュウイスキーのような3回蒸留。

 

昔々アイルランドを旅行した際に、アイリッシュウイスキーのジェイムソンの蒸留所を見学したのだが、ツアーガイドのお姉さんが「スコッチは2回しか蒸留しないけど、ジェイムソンは3回蒸留なのです。だからスコッチよりスムースなのです。」と自信たっぷりに解説していたのを思い出す。

 

ショットグラスに注いで先ずは匂いをクンクン。

甘めの香りですな。

そして一口。

軽っ!

そうか、3回蒸留だとスムースになるとは、こういうことなんだよね。

アルコール度数も40度、3回蒸留で度数は高くなるはずなので、加水も多めなのだろう。

多くのドライフルーツを思わせるような複雑なフィニッシュや、奥の方に微かなスモーキーさも感じる良いウイスキーではあるのだけど、総じて私には物足りない味だと言えましょう。

トワイスアップしても印象は変わらず。

やはり我が定番のグレンファークラス12年の豊かな香りと味こそが、私のデイリーウイスキーには最も適しているようだ。

や、本当はグレンドロナック12年の方が味は好みだが、価格含めた総合点ではファークラスに軍配が上がる。

 

再来月髪を切りに行く際には、再入荷していることをお祈りします。