旅行疲れ(主に登山)に精神的な疲れ(主に会社)も重なったのか、金曜日は22時頃には早々と就寝したというのに、二度寝三度寝を繰り返し、翌朝ようやくベッドを出た時にはとうに9時を過ぎていた。
洗濯機を二度回し、溜まっていた洗濯物を一気に片付ける。
この日ようやく梅雨明けした東京は、既に30度に迫る気温で、とてもじゃないけどジョグに繰り出す気分になれない。
代わりと言ってはなんだが、私は川崎大師まで出掛けることにした。
川崎大師参詣の前に、ラーメンショップ大師店へ。
オーダーはいつものネギチャーシュー麺、麺硬め。
ライトな豚骨醤油スープにパツパツの細麺、タレをまとったネギに柔らかいチャーシュー。
完璧なハーモニーがここにはある。
ラーショのぬるいスープも、暑い時期にはむしろ好ましく、一言で言うならば完璧なラーメンだ。
途中でニンニクとラージャンを適宜投下し、これまたいつものように味変を楽しみつつフィニッシュ。
淡麗系も良いのだけれど、ジャンク感というのもラーメンの魅力を担うひとつのファクターであることは間違いない。
ごちそうさまでした。
食後は川崎大師参詣。
本堂の護摩焚きの音を聞くととても穏やかな気持ちになる。
ところで神仏はお願いする対象ではないというのが私のスタンスなのだが、お護摩のメニューを見ると虫封じなるものがあった。
これは赤ちゃんの癇の虫のことなのか、物理的な虫のことなのかは分からないが、数日前に住み始めて15年目となる高層階の我が家に、初めて巨大Gが出てパニックに陥ったばかりの私には、すがりたい気持ちになりかけた。
しかしこんなお願いまでされるとは、神も仏も大変ですな。