日曜日。
前日、気候があまりにも快適で予定外のペース走をしちゃったので、日曜日の定番の長めのビルドアップ走はやめて、ゆっくりジョグを12km弱。
気持ちいい汗をかいた、と言いたいところだが、実際にはドロドロの汗だく。
日本の梅雨とか夏は、走るには適さない季節だ。
シャワーを浴びて、ランニングウェアの洗濯を済ませてもまだ9時過ぎ。
そうだ、こんな時こそあそこに行くチャンスだなと思い当たり、目指すは川崎大師。
生中。
走った後はスーパードライが旨い。
オーダーは定番のネギチャーシュー麺(1170円)+味玉(100円)。
お、並盛でもいつものラーショ丼ではなく、漆黒の丼だ。
旨いなー、実に旨い。
うまいラーメンショップうまい的に旨い。
ライトな豚骨醤油がウリのラーショだけど、最近は殊更ライトなラーメンビッグに慣れているので、とても濃厚に感じる。
謎の調味料クマノテを纏ったネギ、上物のチャーシュー、パツパツの中細麺、最高の調和だ。
ネギやらチャーシューの端肉やらをサルベージしてごちそうさま。
漆黒の丼には骨壺を思わせるラーショのUFO丼のような情緒はないが、深みがある分スープが冷めにくくて良い。
ランチの後は、勿論川崎大師参詣だ。
30分待って護摩祈祷を聴く。
バリのガムランやケチャを、またはいにしえのグレゴリオ聖歌を思わせる、美しい宗教音楽だ。
目には見えない波動のような強いパワーを感じる。何故かうっすらと涙が滲む。
参道で年老いた母への差し入れに、くず餅(川崎大師的には久寿餅)と呆け封じ飴を購入して帰宅。