Everything in Its Right Place(SUB3.5 or DIE)

マラソン(PB3:36:04)、バンド(ベース担当)、海外独り旅(現在26ヵ国)、酒(ビール、ワイン、ウイスキー)、釣り(最近ご無沙汰)をこよなく愛する後期中年者の日常。

料理はセンス

両親も祖父母も、というより親戚一同と言っても過言ではないが、食べることに全く興味がない人たちだ(った)。

そのような環境で育った反動か、社会人になり自分で稼ぐようになった後は、食べ歩き、飲み歩きの類いが好きになった。

世界は美味しいもので溢れている。

 

しかしそれと同時に三つ子の魂百まで的に、一切の食育を受けてこなかったが故か、自分で作るほうはからきし駄目である。

釣りを趣味にして以来、魚を捌くことに関しては人並みに出来るようになったけど、料理のレパートリーは全く増えない。

 

そんな私がコロナ禍の影響で殆ど外食が出来なくなると、食生活がとても困ったものになるのである。


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例えばこれはある日の夕食、鳥股肉の明太子マヨネーズ炒め。

見た目も悲惨な素人料理だ。

とは言え、自分で作る料理には嫌いな食材は使わないので、結果的に不味くなることは少ない。しかし、決定的に何かが足りないのである。

 

料理が得意な友人、DDVセンパイは、たまにホームパーティは開いて手料理を振る舞ってくれるのだが、「○○の煮込み再現してみたよ」などと言いつつ、私の好きな店の好きな料理インスパイアをさりげなく出してくれたりする。

つまりは完成品から自らの味覚を頼りに逆算して、その近似値を導き出す設計図を描くことが出来るのだ。

私と言えば、素材を前にうんうんと葛藤するのみで、完成品から逆算でイメージするどころか、完成してみない限りどういう料理になるのかがわからない、場当たり的な足し算でしかない。

 

しかし、どうすれば決定的に足りない何かを見つけることが出来るのだろうか?

明太子とマヨネーズは、日本酒ではなくみりんであえた方が甘味が加わり奥行きが出るかもしれない。

ニンニクはもう少し多くても良かったかもしれない。

そうだ、マヨネーズに合う調味料筆頭と言えばオイスターソース、これを少し加えれば味に深みと奥行きが増すかもしれない。

 

そんな訳で上記の仮説を試して見るため、このメニューに関しては、近々リベンジの予定。