ネパールから帰国した翌々朝、トレッキングで患った両足の激しい筋肉痛(それはこれまでの半生で最大最強クラスの筋肉痛だった)がようやく治まったので、出勤前に軽く多摩川の土手をジョギング。
10日ほど留守にしている間に、ゆっくりとではあるが確実に復興は進み、見たところ修復率は40%といったところか。
ラクロスかな?女子学生が早朝練習している姿も見られた。
トレッキングという高地トレーニングで心肺機能と筋力が増したのか、この日の5km走は前夜の酒がそれなりに残っていたにも関わらず、やけに楽に感じた。
単に気温と湿度が下がって気候的に走りやすくなっただけかもしれないけど。
いずれにせよ、ネパールの大自然の中で己の体力と筋力の無さを無慈悲に突き付けられたのも事実。
脚力は人間にとっていかに大切な能力であるか、嫌という程味わった。
あの長くてキツい山登りに比べたら、軽いジョギングなんてなんのことはない。
億劫がらずに続けていこう、いや、もう少し強度を上げていこう。
意思の弱い私ではあるが、ネパールの記憶鮮明な内に上手く習慣づけたいところだ。
身体が動く内に、身体を使うアクティビティを存分に楽しみたいと、私はパシュパティナートの煙に誓ったのだ。