恐る恐る体重計に乗った私は目を疑った。
チートデイ翌朝の体重は、前日比+1.7kg。
なんだ、この尋常ならざる増え方は!?
冷静に考えてみれば一晩で1.7kgも肉がつく訳がない。
これは前日爆食いしたことによる体内残留物の増加と、前夜1時過ぎまで深酒したことによる浮腫みであろう。
なにしろ朝からチョコレート、昼にBASSOでラーメン、夜は会社のパイセンとポルトガル料理屋に行って糖質過剰摂取、更に二次会は四谷のアジア料理屋でタイ料理三昧と、日頃の鬱憤を晴らすかのような暴飲暴食ぶりだったのである。
ちなみに、何の予備知識もなく突入した、四谷のこの店は最高であった。
ホールのおばちゃんはラオス出身だという。
私もパイセンもたまたまラオスに行ったことがあるのでその事を告げると、なんだか場が盛り上がってしまった。
それが故に本来12時閉店の店で1時過ぎまで飲み続けることとなったのだ。
この店はラオス人おばちゃんの親族のみで経営しているそうだが、皆歳をとり、今年の12月で閉店するという。
それまでに一次会で来て大いに飲み食いしたいところだが、それはチートデイに当てるべきか、それとも目標体重に落ちた後で糖質量などに気を付ける必要がそもそもないのかは、神のみぞ知るところだ。