Everything in Its Right Place(SUB3.5 or DIE)

マラソン(PB3:36:04)、バンド(ベース担当)、海外独り旅(現在26ヵ国)、酒(ビール、ワイン、ウイスキー)、釣り(最近ご無沙汰)をこよなく愛する後期中年者の日常。フルマラソン・サブ3.5を本気で目指すことにしてしまった。

3月のランまとめ

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3月の走行距離は212.9kmだった。

原則的に生きるということは常に厳しいものだが、走ることに関しては特に厳しい1ヶ月だった。

 

その最大の理由は花粉である。

今年の花粉症は激烈を極め、いつもの薬では全く効かない日が多く、追加で処方してもらった禁断のステロイド薬にかなり依存した。

 

それすらも効かない日が少なくなく、目脂で目蓋が固着して目が開かないとか、両鼻が詰まったり鼻水が止まらなかったり鼻血が止まらなかったりくしゃみが止まらなかったりして、早起きしたはいいけど走るのを諦めた日も何日もあった。

そしてステロイド薬は副作用が強く、服用するとダルくて仕方がない。

コンディションは常に悪かった。

前脛骨筋痛に度々見舞われたのも、コンディション不良に伴いフォームが乱れた為と分析している。

 

天候のコンディションも良くはなかった。

よく雨が降ったし、週末は毎週のように嵐に見舞われ、ロング走も思うようには出来なかった。

 

それでも、コロナ感染予防の観点でマスクを着けて走る習慣が出来ていたことは、花粉症ランナーにはプラスに作用したと思う。

 

そんな中で200km走った自分を誉めたい気分になっている私は、やはり自分に甘いのだろうか。アトランタ五輪で銅メダルを取ったわけでもないのにね。

 

4月もマイペースでボチボチ走る予定。

たかちゃんらーめん(江戸川橋)

近い、混まない、味はそこそこ、のキャッチフレーズでお馴染み、便利な便利なコンビニエンスラーメンレストラン、たかちゃんらーめんが、春の限定メニューを始めたというので行ってみた。

 


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それがこちら、濃厚背脂らーめん(780円)+味玉(100円)。

千駄ヶ谷ホープ軒インスパイアかな?

 

そう言えば何年か前にもホープ軒インスパイアやってた気がするな。

 

味は安定感抜群のたかちゃんクオリティ。

こちらの期待を上回ることもない代わりに、裏切られることもない、思った通りの味である。

 

凡庸とは普遍性の別名であり、感動はなくても安心は出来る。

感動って、毎日は必要ないものなのだ。

 

ごちそうさまでした。

もつ焼きでん蒲田店

やぁ、みんな(  ̄ー ̄)ノ

 

あ、間違えた。

 

いきなりステーキを出た私は、その足でもつ焼きでんに向かった。

最早いきなり君ではないのだ。

 


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午後3時のもつ焼きでん。

3軒となりはじぃえんとるまん。

良きかな、蒲田西口居酒屋事情。


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まずは赤星大瓶。


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定番のマカロニサラダ。


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レバトロ刺。

いい線いってはいるのだけど、つい先日赤羽米山で史上最高のレバーを食べた記憶新しく、雑味と臭みがどうしても気になってしまう。

まぁ、米山と比べるなって話だけどね。


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みんな大好きバイスサワー。


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アブラ刺。

いつもより厚切りだが、以前より量は明らかに減っている。


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埼玉屋インスパイアのレモンサワー。

そろそろインスパイアじゃなくて本家に行きたいなぁ。


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締めてお会計は2620円。

そりゃ、赤羽米山、東十条埼玉屋などの超名店とは較べるべくもないが、近くて安いもつ焼きでんは最高に使い勝手がよい。

 

普段使いの良い店と、遠征する名店とは分けて考える必要があるのだ。

 

ごちそうさまでした。

いきなりステーキ蒲田店

やぁ、みんな(   ̄ー ̄)ノ

ボク、いきなり君だよ!

 

10回訪店の御褒美にゲットしたタダ肉クーポンの権利行使に訪れたるは、いきなりステーキ蒲田店さ!


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いきなりサーブされるプラチナ会員特典のグラスワイン。


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そしてワイルドステーキ150g+タダ肉クーポンのワイルドステーキ200gで合計350gさ!

 

うん、旨い。

タダ肉クーポン使ったからって、肉質が安っぽくなることもなく、いつもと変わらないワイルドステーキ。

 

マイレージや特典の改正は改悪であったのだけれど、そんな気前の良さも経営的に悪影響を及ぼしていたのだろうから、改悪もやむ無しだよね。

 

むしろこんな豪華なランチが880円で済んだのだから、まぁいいか!って気になるよ。

だって経営破綻しちゃったら元も子もないからね、ハハハ!

 

来月は誕生月なので、500円クーポンが貰えるそうなんだ。

昨年は3600円相当の国産サーロインステーキ300gを無料で貰えたこの特典も、また随分とチャチになっちゃったけど、文句はないよ!

むしろ喜んで使わせて頂く所存でございますよ!

 

そんな訳で近いうちにまた現れるよ。

 

じゃあみんな、またね(⌒∇⌒)ノ""

老婆襲来

土曜日。

前日の真鯛釣りの疲れと寝不足から、二度寝を貪っていると、リビングのインターホンが鳴った。

 

宅配便が来る予定もないし、来客のあるはずもなく、無視して寝続けようと思ったのだが、4回、5回と執拗にインターホンは鳴るのだった。

 

諦めてベッドを抜け出しインターホンのモニターを見ると、そこには見知らぬ老婆が映っていた。

 

なんだ?

 

宗教の勧誘か何かだろうか。

 

私がインターホンの通話ボタンを押すかどうか迷っているうちに、老婆は諦めたようだ。

 

折角起きちゃったことだし、とりあえずシャワーを浴びようと全裸になったところで、今度はドアのインターホンが鳴った。

マンションのロビーから私の家の部屋番号を呼び出しているのではなく、オートロックを掻い潜った何者かが、私の家のドアベルを執拗に押しているのである。恐らく先程の老婆だろう。

鍵をかけているドアの、開くことのないドアノブを力任せにガンガン引っ張っている音がする。

 

狂人。

これは狂人が襲来したのかもしれない。

春は狂気の季節だ。満開の桜の花は老婆をも狂わせる。

全裸で狂った老婆の相手をするのは心許ない。

私は無視してシャワーを浴びた。

 

シャワーを出て、身体を拭き、服を着てからそっとドアを開けてみた。

そこには老婆の姿も痕跡もなかった。

狂人ならマーキング代わりに放尿か脱糞ぐらいしかねないと思ったが、私の心配は杞憂に終わり、玄関前は綺麗なものである。

 

シャワー浴びて、すっかり冷静になった頭で考えると、恐らくその老婆は訪ねる部屋番号を間違えたか、もしくは敷地内に複数の棟があるこのマンション、訪ねる棟を間違えただけなのかもしれないと思い始めた。

 

それにしても、執拗なインターホンって、イヤなものだ。

単に部屋番号や棟を間違えたのだとすれば、向こうにしても訪ねる約束をした相手が応答しないので執拗にならざるをえなかったのかもしれないが、執拗なインターホンとはまるでスティーブン・キングの小説のように、どこかしら猟奇的かつ不吉な鳴り方をするものである。

ましてや鍵をかけたドアノブをガチャガチャ引っ張られるのは恐怖でしかない。

 

私はなんとなく、土曜日の朝に地獄からの使者がやってきたかのような嫌な気分が拭えず、芥川龍之介が感じていたようなぼんやりとした不安を終日抱え続け、頬杖をついて無為に1日を過ごしたのだった。

 

あれは夢だったのだろうか。

しかし、インターホンモニターの訪問者履歴には、不吉な老婆がハッキリと映っていたのだった。
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平日釣行・・・野毛屋

年度が変わる仕事の山を越えて、ようやく有給を取得。

最近では土日に乗るハードルが大変に高い船宿になってしまった野毛屋、平日ならば昔のようにゆったりと釣りを楽しめるだろうと期待したのだが...。


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開店を待つ車の列。

なんと平日にも関わらず、40人弱ものアングラーが真鯛船に押し寄せたのだという。

「人の行く裏に道あり花の山」

「the road less travelled」

「多数派は常に間違えている」

 

タイラバは間違いなくブームだ。

それに不平を漏らすのは、GWに車で旅行をして「何でこんなに渋滞しているんだ」と言ってしまう程にみすぼらしい。

それでも私は思わずにはいられない。

今タイラバをやることは、カッコ悪いことかもしれない、と。


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私自身、進化したタイラバに上手く対応出来ず、昨年からずっと不調が続いている。

この日も超センシティブセッティングの実験君だ。

そう、かつては持ってる男を通り過ぎ持ちすぎた男として名を馳せたもちすぎ君も、今では単なる実験君で、プログレッシブアングラー達の後塵を拝するだけの、凡人なのである。

 

それでも大勢の客の中には“元”つり丸APCcalmさんに花王迷人劇場さんという、私が野毛屋に通い始めた頃から見知ったお二人がいらして、更に若きYK船長が自身の船を持ったことで第二忠丸の副キャプテンを卒業、代わりに中乗りエストシ君(仮名)が第二忠丸専属に復帰、古き良き昔を(老人の感傷)思い出す顔ぶれに、懐かしさを禁じ得ない。


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さて、肝心の釣りだが、やはりこの日も上手くハマれないまま終了した。

出会い頭の事故的に小さい真鯛が1枚釣れたが、他はアタリ1回あったのみで外道の気配すらもなく、スーパーセンシティブセッティングの実験は成功とは言えない状況である。

 

おまけに私の詰めの甘さに起因する仕事のメールが相次ぎ、穏やかな春の絶好の釣り日和とは裏腹に、私の心は沈むのだった。

 

すっかりと高くなった春の日射しと、赤い服を来た太陽のような漢・キャプテン勇治のいつもと変わらない明るさが、やけに眩しかった。

 

 

【釣果】
7時10分出船、15時30分沖揚がり

真鯛1枚(0.9kg)

 

【タックル】
ロッド:がまかつ桜幻 B68-L solid.R

リール:DAIWA RYOGA BAY JIGGING C1012PE-HWL
ライン:PE0.8号、リーダー:フロロ4号

 

【本日の総括】
まぁね、この日も納得いく内容ではなかったものの大勢乗った船の胴の間で、1枚釣れれば充分というのも真鯛釣りではあります。

 

これで今年は5回真鯛釣りして(全てタイラバ)釣果は1,1,0,2,1枚。

5回で5枚と、ある意味1年間で3枚しか真鯛が釣れなかったという野毛屋伝説の偉人、IKD名人が私に憑依したかのようなシーズンである。

 

見失い気味の自分なりのタイラバを、もう一度見つける旅を続けるのみだ。

 


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桜の季節の桜鯛は0.9kgの綺麗なメス。

捌くと腹からはパンパンの眞子さま、少し罪悪感を感じつつも、ノッコミは近いことは間違いなく、迷いながらも真鯛釣りには向き合い続けなくてはなるまい。


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一晩寝かせた刺身は絶品なり。

MENSHO(護国寺)

未食のメニュー狙いで護国寺のMENSHO再訪。

 

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能登の塩らぁめん(味玉のせ)1000円也。

 

まずはスープを。

むむ!

醤油は鶏が香ったあとに魚介が追いかけてくる感じだったけど、塩は魚介全開、特に貝のフレーバーが強い。

すげえな、塩と醤油で出汁から完全に使い分けてるのか。

 

上品なスープとの相性ばっちりなストレート細麺も旨いし、2種類のチャーシューも旨いし、味玉も独特の味付けで旨い。

醤油と甲乙つけがたい、というか全く異なるしどちらも旨い。

 

勝手な先入観からこの店に近寄らなかった己を悔やむ旨さ。

 

これは未食のつけ麺も試さない訳にはいかず、近いうちの再訪は必至の情勢だ。