かれこれ1ヶ月以上が経過してしまい今更だけど、備忘録の為に一応振り返っておきますかね。
何を?
長野マラソンの2週後というタフなスケジュールだったのにも関わらず、ネットタイムで3時間37分47秒、この記録は長野に次ぐ自身のセカンド・ベストであり、私自身たいそう驚いた。
何しろ調整も何もしておらず、チェコに着いてからはビールを飲みまくり、ここには書けないアレを夜な夜な愉しみ、ファンランに徹するしかなかろうと決めつけていたのだから。
スタート/ゴールゲートがこのように狭く、お陰で前寄りのブロックだったにも関わらずロスタイムは5分1秒あったのだが(これもゴール後にグロスタイムが3時間42分48秒だったことで分かったのだが)、この狭いゲートを通過した途端に道幅がぐんと広がるので、走り始めから渋滞知らず、なかなか良いシステムだと思った。
ガーミンのGPSがバグり、時計を見ずに走った結果、入りの5kmは想定よりかなり速かったこともレース後に知る。
レースの高揚感は体感速度をもバグらせるのだ。
10km地点で3時間45分ペーサーを抜いてしまったので、そう、抜こうと決めて抜いたのではなく、普通に走っていたら抜いてしまったので、この時に行けるところまで行ってみようとプランを切り替えた。
中間地点はネットで1時間50分48秒。
長野マラソンは1時間48分48秒だったので、丁度2分遅い。
一方でトータルのネットタイムでは長野マラソンの3時間36分4秒に対し、3時間37分47秒と1分43秒差に縮まっているため、なんと後半は全力を出し切った長野より僅かながらも速かったというのは意外過ぎる。
何しろ30km辺りから右足首が痛み始め、とにかくラスト10kmは我慢の走りだった記憶しかないからだ。
本命レースは年内に1,2本にすべしと多くのマラソン指南書に書かれているが、昨シーズンを振り返ると9月のシドニーが3時間51分、11月の東北みやぎが3時間46分、2月の熊本が3時間41分、4月の長野が3時間36分、そしてプラハは3時間37分と、尻上がりに調子が上がっているようだ。
私は1本に的を絞るタイプではなく、川内優輝的にフルマラソンをフルマラソンの練習として利用する方が向いているのだろう。
このやり方は怪我のリスクを高めるので、これからの暑い時期もコツコツ走って脚作りだけは疎かにしないように気を付けないと。
全く雰囲気は異なるけど、昨年のシドニーマラソンもめちゃくちゃ楽しかったんだよなぁ。
海外でフルマラソンを走ることは、国内のレースを走ることとは全く異なる体験なのである。
マラソンの他に、海外マラソンという新たな趣味が出来てしまったようで、お金と無縁の人生がより深まりそうだな。
既に海外のマラソンをあれこれ調べている私である。