ワイン産地として名高いハンターバレーのワイナリーツアーをスマホから申し込んだ。
三軒のワイナリーと一軒のチーズ工場を巡り、ランチも付いて約18000円。
金銭感覚が麻痺してきた私には、とても安いように思えてきた。
集合場所はヒルトンホテル。7時20分集合との連絡だったが、5分前に着いたら、既に迎えのバンは到着していた。
運転手兼ガイドは陽気なイケメンオージーのラファエル。
客は、イングランド人、カナダ人、スコットランド人、スウェーデン人、マレーシア人、シンガポール人、台湾人、そしてワタクシ日本人、総勢13人からなる多国籍軍である。
ハンターバレーまでは2時間弱のドライブ。
大都会から僅か2時間でワイナリーかと思ったのだが、考えてみれば東京から勝沼までも渋滞がなければ2時間かからないか。
一軒目のワイナリー。
6種類の飲み比べ。
ポルトガル原産のVerdelhoというブドウを使った白が特に旨かった。
あと、2022が良いヴィンテージだそうだが、2021のシラーズが個人的には最高だった。
ヴィンヤード。
背が低い木ばかりが並んでいる。
二軒目のワイナリー。
だんだん酔ってきた。
この後はレストランでランチ。
ツアー概要には軽食付きと書いてあったのだが、オーダーしたチキン・シュニッツェルは肉も付け合わせのサラダとポテトもとんでもない大ボリューム、なんとかチキンは食べきったものの、ポテトとサラダは半分以上残した。
そしてお次はチーズファクトリーでデザートチーズを。
フレンチだと確かにコースの後にチーズをデザートとして食べたりするが、オーストラリアも同様の習慣があるのだろうか?
これも腹一杯で各チーズ半分ずつしか食べられなかった。
そもそも私にチーズをデザート代わりに食べる習慣はなく、どちらかと言えば酒の肴にしたいのだった。
三軒目にして最後のワイナリー。
一番こじんまりとしたワイナリー、そして驚いたことにここの女性スタッフの話す英語が全く聞き取れないのであった。
むしろ最初は英語か?これ?
と思う程だったが、私以外は彼女のトークに笑っている。
まだまだ私はリスニングの修業が足りないようである。
さて、1、2本買おうかなと思っていたのだが、一軒目のワイナリーが一番気に入ったのでなんとなく買いそびれてしまった。
ま、いいか。
ハンターバレーを出発したのは4時頃で、ホテル近辺で車を降りたのは6時近く。
パブのハッピーアワーが6時までなので、慌てて駆け込みペールエールをオーダーした。
やはり私はワインよりはビール派であります。