折角の久々の大阪出張なので、本当は代休を組み合わせてゆっくりと京都観光でもしたいところなのだが、夕方から社長&役員と悲惨なミーティングが入ってしまった為に、とんぼ返りしなければならなくなった。
社畜の哀しみ大炸裂である。
せめて大阪らしいことをひとつだけでもしたいと、新大阪駅で新幹線を待つ間にたこ焼きを食べることにした。
道頓堀くくる。
かつては蒲田にもあったチェーン店なので、有難味という点では微妙なのだが、とにかく時間がないので贅沢は言ってられないのである。
そしてたこ焼きには黄金色に輝く泡立つ炭酸飲料が不可欠なので、この後いくら重要なミーティングが入っていようとも、スルーなんて出来ないのであった。
大阪らしいフワトロのたこ焼き、ソースも独特の甘味があり、それなりに旨い。まぁ、このあたりが本場の底力というものだろう。
しかし、たこ焼き8個に生ビールで、1570円もするのは高いよなぁ。
じぃえんとるまんなら赤星大瓶におつまみ二品付けてもっと安いぜ?
これだけではお腹が充たされず、高い駅弁を買って新幹線で食べながら帰京。
なんだか虚しいなぁ。
しかし、虚しいことをやらされて、それを虚しいと感じているのなら、私は感覚が麻痺していないのだ。
と、前向きに捉えて、車内販売で黄金色に輝く泡立つ炭酸飲料を追加購入してしまったのだった。