目白のヘアサロンに2ヶ月に1度の頻度で髪を切りに行く。
そのついでに酒のアミューズメントパーク、目白田中屋を覗くことも副次的な習慣である。
この半年ばかり店頭から消えていた、グレンファークラス12年1リットルボトルが久々に並んでいたので迷わず購入。
クセがなく、バランスの良いグレンファークラスは常備したい一品。
マッカランこそがキング・オブ・スコッチだとよく聞くけど、2000年代に加水率を増やし、43度から40度になってしまったマッカランよりも、このグレンファークラス12年の方が王道感が強いんだよね、個人的に。
樽売りしないというグレンファークラス、他のブレンデッド・ウイスキーに使われることは一切なく、その姿勢もシングルモルトへの強い拘りが窺えて好ましい。
かのマーガレット・サッチャーが愛した、度数60度のグレンファークラス105も旨いのだけど、あちらの香りは個人的にはちょっと強すぎる。
この12年がバランスが良くて最高だな。
価格がモルトにしてはかなり安いのも魅力のひとつ。
とは言えモルトの価格って人気次第で大きく変わりますからね。
アイラ・モルト・ブームのお陰でラフロイグなんて昔の3倍ぐらいするし、そうなると手を出し辛くなる。
また再来月髪を切るついでに、目白田中屋探検をしよう。