Everything in Its Right Place(SUB3.5 or DIE)

マラソン(PB3:36:04)、バンド(ベース担当)、海外独り旅(現在26ヵ国)、酒(ビール、ワイン、ウイスキー)、釣り(最近ご無沙汰)をこよなく愛する後期中年者の日常。

たかちゃんらーめん(江戸川橋)

昼休み、会社を抜け出し近隣の形成外科にてリハビリ&ケア。

 

その後は護国寺のMENSHOリベンジを企んでいたのだが、土砂降りの通り雨に出くわして病院で足止めされること20分以上。

 

参ったな、MENSHOで並ぶ余裕なくなっちゃっよ。

 

こういう時こそ、近い、混まない、味はそこそこというキャッチフレーズでお馴染みの、便利な便利なコンビニエンスラーメンレストラン、たかちゃんらーめんの出番である。


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本日のオーダーは味玉つけ麺900円。

マタオマレベルにすら到達しない、急遽の凡庸さである。

麺が凡庸、スープが凡庸、チャーシューが凡庸、メンマが凡庸、味玉が凡庸、不味くはないのだけれど、特筆すべきが何もないのだ。

 

しかし、これを最高に旨いと思うラーメン好きは多分いないと思うが、一方で不味くてとても食えたものじゃないと思うラーメン好きも、おそらくいないのではないか?

例えばジロリアンにとって最高のご馳走であるラーメン二郎は、一部の美食家たちからは豚の餌と揶揄されるし、天下一品のこってりはくどくて食えないという人もいるし、辛いのが苦手な人には中本なんて罰ゲームみたいなものだろうし、博多豚骨の猛臭が苦手な人も少なくない。

 

そういう意味では凡庸さとは、普遍性の別名でもある。

全ての料理人が、天才である必要はないのだ。

 

そして私自身も凡庸な存在なので、私の中の凡庸さとこのラーメンは不思議に呼応するのかもしれない。