Everything in Its Right Place(SUB3.5 or DIE)

マラソン(PB3:36:04)、バンド(ベース担当)、海外独り旅、酒、釣り(最近ご無沙汰)をこよなく愛する後期中年者の日常。

哀しみのラーメン~らぁ麺みうら(上野毛)

猛暑日

洗濯物を干しているときにふと、なかむら屋のつけ麺が食べたくなり、500mlのペットボトルのお茶を持って家を出たのだが、この判断は色んな意味で甘かった。

 

いざ上野毛目指し、多摩川を遡上する鮎のごとく上流方面へ河川敷を歩く。

約7km離れたなかむら屋まで、元気にウォーキングである。

しかし、旧巨人軍練習場をあたりでフラフラしてきた。

左右の腕もなんか痺れる。

ペットボトルはとうに空だ。しかし多摩川の河川敷には行けども行けども飲み物の自販機はなく、照りつける陽射しを遮るものもない。

ああ、これはもしかしたら多摩川ではなく三途の川かもしれないぞ。

死をも覚悟したその時、多摩堤通りに上がる階段を発見、しかし多摩堤通りに上っても自動販売機は見当たらず、絶望の中裏道に逸れたところでようやく巡りあった。

 

H2Oというスポーツドリンク買って命拾い、こうして命からがらたどり着いたなかむら屋は、お盆休みの只中であった。

 

神にすがる思いでラーメン二郎上野毛店のTwitterを検索するも、こちらもお盆休み中。

 

涙をこらえて上野毛駅に向かうと、駅前に真新しいラーメン屋を発見。

大山地鶏を使ったスープとある。

つい先日大山に登ったばかりの私は、なんだか嬉しくなって入店。

これはもしかしたら山の神のお導きかもしれない。


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御託宣。


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ビール。嗚呼、生き返る。


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こちら特製つけ麺。

「昆布水と麺をよく混ぜてお召し上がり下さい」とサウスイーストアジア系お姉さんに言われたので混ぜるのだが、霧吹きで吹き掛けたような申し訳程度の昆布水は、何の味もしないのだった。

 

そしてスープは鶏油が強い。

この鶏油、何かに似てるな。

ん?多分、飯田商店のカップ麺のスープがこんな味だったぞ!

 

コラボカップ麺で店の再現度をはかることはあるが、店のラーメンがカップ麺を思い起こさせるとはなんとも悲しいではないか。

 

御託宣にあるような旨さは、チャーシューからも煮卵からも感じられませんでした。

残念。

 

異様な汗をかいてしまったので、自宅を通り過ぎて最愛の温泉銭湯、草津湯@矢口渡へ行き、嫌な汗と記憶を洗い流す。

 

サウナが地獄のように感じられ、かなりな烏の行水となった。


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ロビーでビール飲んで人心地。

 

熱中症には気を付けましょう。