Everything in Its Right Place

釣り、旅、音楽、食事、酒場探訪、ジョグ等々

埼玉屋(東十条)

季節外れの大雨の火曜日は、揃って半休を取得してサマーな後輩(仮名)と東十条の名店、埼玉屋参詣。

荒天を嫌ってか開店直後は空席多数であります。

 

サマーな後輩(仮名)は生ビール、私は生ホッピーからスタート。

生ホッピーは瓶のホッピーとは全く異なる風味と味わいで、とても旨い。

2杯目からはお互いに埼玉屋のレーゾンデートルとも呼ぶべきレモンハイ一択である。

 

大将の激情型モツ焼き劇場は相変わらず。

「レアとベリーレア、どっちがいい?」の合図と共に牛串からスタート。

シロ、ネギマ、レバー、ハツ、チレ+ガーリックバター、タン、正肉+サルサソース、カシラの9本が本日のコースだ。

サイドメニューはいつものクレソン、そしてポルコ(豚の耳)、煮込み&バケット

更に追加でナンコツを焼いて貰った。

 

私の隣にはニューヨークから来たというアジア系アメリカ人が一人で食事とレモンハイを楽しんでいた。

どうやってこの店を知ったの?と聞いてみると、なんとYouTubeとのこと。

撮影禁止が徹底されているこの店がYouTubeにアップされているとは驚きである。

ローカルルールもYouTubeで事前に学習済みとのことだった。

ニューヨーカーは内臓を食べるのか?との問いには、殆ど食べないけど自分は好奇心がつよくて何でもトライしてみたいのだとの回答。

なかなか私好みの回答で好印象である。

私も旅先では極力ローカルフードを楽しみたい方なのだ。

 

散々飲み食いして一人あたり6000円弱の会計は、モツ焼きとしては高いけど、料理と酒のクオリティを考えたら、安いと言って差し支えあるまい。

チレとナンコツは赤羽の米山に軍配が上がるけど、この独自性と雰囲気込みでの埼玉屋の魅力、やはり定期的に訪れたい名店であると再確認。

 

店を出るとまだ6時過ぎである。

最高だ。

 

ニューヨーカーと店の前で別れ、我々はワインの飲める二軒目を探して東十条の街を徘徊した。


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写真はまるで台風一過のような雨上がりの水曜日。