開店30分前に到着すると我々(と言うのは私とDDVセンパイ(仮名)のことである)がポール・ポジションであった。ラッキー。
しかし後続の客が全く現れず、開店の時には他に一組の男性二人組がいただけ、行列必至のあの赤羽米山が、なんと僅かに客4人のみ、空席多数でオープンしたのは心底驚いた。
20余年通っているけど、こんな状況は初めてである。
三冷ホッピー。
いや、グラスは冷えていないから二冷か。
これはチレとナンコツ。
米山のレーゾン・デートルその1、あっさり煮込み。
米山のレーゾン・デートルその2、つくね。
酒も料理もいつもの米山だった。
つまり孤高の店だった。
いったい何があったのだろう?
大将に最近火曜日は空いているのかと問うと、たまにはゆっくりやらせてくれよー!とはぐらかされた。
うーむ。
結局その後一人しか客は来ず、5人のみを相手にするには大将の手際はあまりにも良すぎ、あっという間にお会計。
落ち着かない気持ちで店を出て、この前発見した良心的なワインバーに向かった。
良い店が多くの人に見つかるのは時間の問題で、広い店内空席はカウンターに2席のみという盛況だった。
我々はある計画について話し合っていたのだが、その話はまた後日。