Everything in Its Right Place(SUB3.5 or DIE)

マラソン(PB3:36:04)、バンド(ベース担当)、海外独り旅(現在26ヵ国)、酒(ビール、ワイン、ウイスキー)、釣り(最近ご無沙汰)をこよなく愛する後期中年者の日常。フルマラソン・サブ3.5を本気で目指すことにしてしまった。

巌哲(早稲田)

大変にショッキングなニュースが飛び込んできた。

 

ラーメンの鬼、佐野、じゃなかった、サマーな後輩(仮名)が愛して止まない早稲田の巌哲。

真夏の限定メニュー、鮪塩冷やしに凄まじい衝撃を受けて以来、私も熱心な信者と化してしまった巌哲が、閉店を宣言したのだった。

 

ブログに綴った店主の心情は察して余りあるものがある。

彼と一番弟子の次のステップにエールを送らざるを得ないが、それにしても悲し過ぎる。

 

不幸中の幸いは、閉店は2025年4月なこと。

まだ11ヶ月は巌哲のラーメンを楽しむことが出来るのだ。

もう、値段が高いとか、オフィスから遠いとか言っている場合ではない。

残された期間、積極的にこの至高のラーメンを堪能すべきである。


f:id:OKComputer:20240515144810j:image

気合いが入ってご褒美ラーメンの肉塩をいってしまった。

鮪塩の肉増し。

巌哲のいいところが詰まった究極のメニュー。  

 

出汁の香る優しいスープと繊細な麺の組合せが最高すぎる。

フランベした鮪、増した肉は薄切りから超厚切りまでグラデーションが楽しめ、いずれもが旨い。

無心に啜る。

幸せである。

血圧高めにつきスープは残すことにしている私でも、このスープは意志の力で止めることが出来ず、ほぼ飲み干してしまう。

しかし、出汁で勝負しているスープはカエシ薄め、塩分控えめなので問題無いものと思われる。

 

何にだって終わりはある。

早い段階で終わりを宣言してくれたことは、ホスピタリティの裏返しだ。

 

最後の1杯を迎えるその時まで、目一杯楽しもう。