月曜日が巌哲の日なら、火曜日はMENSHOの日になりがちだ。
何故ならば、毎週火曜日に護国寺の形成外科で腰のリハビリを受けるのが最近のルーティンになっているからである。
奥能登塩らぁ麺味玉のせ、1100円。
複雑な旨味の塩スープに、パツパツ食感の手打ち細麺の組合せ、旨い。
肉は巌哲の厚切り肉に寄せるような形でバージョンアップ。
そして不思議なのが味玉。黄身に強い甘味と仄かな柑橘系の爽やかな香りを感じるのだ。
どういうマジックなのだろうか?
前日に巌哲の鮪塩を食べたばかりなので比較的比較が容易なのだが、巌哲の鮪塩は明らかに淡麗系だけど、MENSHOの塩は淡麗ではなく細かい足し算の創作系ということ。
巌哲は王道で、徹底的に素材に拘り解答にたどり着いた帰納法的な一杯、一方のMENSHOは良いものを何でも取り込んで拡げた先に解答にたどり着いた言わば演繹法的な一杯、好対照である。
こんな食べ比べが出来るなんて、最近仕事がつまらなすぎて会社に居るのが耐え難いのだが、少なくともロケーションには感謝すべきと切り替える。
仕事の為ではなく、究極に旨いラーメンを食うために会社に来ているのだと思えば、気も晴れるというもの。
ごちそうさまでした。