金沢マラソンを走る会社の後輩にしてマラソンの師匠をオンラインで応援していたのだが、25km地点で失速し始めていた。
やきもきしても始まらないので、とりあえず私も走ることにした。
レース一週間前、本日のメニューは10kmビルドアップ走である。
入りの1kmが5:20/kmと設定より20秒も速くなってしまったのは、気持ちが金沢に向いていたからだろう。
徐々にペースアップし4:45/kmペースに上げる。
苦しいけどこのまま粘ってゴールだ!
と思った9.3km地点で私の行く手を少年野球のチビッコ自転車軍団に阻まれて、迂回するスペースもなくやむを得ず脚を止めてしまった。
脚を止めた以上はランニングウォッチも止めねばならず、あと少しのところでリタイアとなった。
ここから焼く1.5kmの道のりをジョグでタラタラ走って終了。
イメージ良く終われなかったことは残念だが、適度な刺激を入れるという当初の目論見は達成したものと思われる。
さて、帰宅して会社の後輩にしてマラソンの師匠のレースを確認すると、大失速していたのだった。
やはりマラソンを舐めてはいけない。
半ば呆然とレースの行方を見守りながら、私は来週の我が身を案じざるを得なかった。