Everything in Its Right Place(SUB3.5 or DIE)

マラソン(PB3:36:04)、バンド(ベース担当)、海外独り旅(現在26ヵ国)、酒(ビール、ワイン、ウイスキー)、釣り(最近ご無沙汰)をこよなく愛する後期中年者の日常。

いきなりステーキ蒲田店

糖質制限を緩めすぎ、完全に糖質無制限な日々を送っていたら、体重と体脂肪率が緩やかな上昇トレンドに転じた。

 

日曜日、前日の17kmペース走の疲労抜きにゆっくりと13km走った後に、ラーメンへの欲求を抑え込み、向かった先はいきなりステーキ蒲田店。


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いきなりサーブされるプラチナ会員特典のグラスワイン。


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お久し振りのワイルドステーキ300g、コーン抜き。

筋が多く、ややハズレを引いた肉質だが、ステーキソースに頼ることなく、塩コショウで完食。

 

たまにはステーキもいいかもね、と思った矢先、事件はレジで起こった。

 

えっ?

1804円?

 

会計間違えているか、もしくは値上げした?とレジのお爺さんに訊くと、

「値上げしたのは随分前ですよ。」

おいおい、このプラチナいきなり君を欺こうというのかい、爺さん。

しかし手渡されたレシートを見ると、確かにワイルドステーキ300g1804円、グラスワイン0円と記載されていたのだった。

感じ悪いのを承知で、疑り深くメニューを見ても、確かに1804円。

悪いな、爺さん。俺は一見さんではなくて、プラチナいきなり君なのだよ。

 

店を出て早速スマホで調べると、昨年12月1日に、なんの前触れもなくいきなり値上げを発表、ワイルドステーキ300gは1419円から1804円に、一気に約400円もの値上げとなっていた。

 

まぁ、事情はわからないでもないのよ。

USビーフ100%のいきなりステーキ、近年のアメリカのインフレに加えて右肩下がりの円相場のダブルパンチ、仕入価格の上昇は想像に難くないからだ。

 

しかしろくすっぽ事前告知もなく、そしてこの猛烈な値上げ幅、度々話題になるワンマン社長の経営手腕には、やはり疑問符をつけざるを得ない。

だって、安くてそこそこ旨い(たまに不味い)ワイルドステーキは、いきなりステーキのそれこそ看板メニューであるはずだ。

看板メニューを大幅に値上げし、高いメニューへ誘導、もしくは客単価を上げようという目論見は、私には安易で危険に思えるのだ。

 

果たしてワイルドステーキ300gに1804円を払う価値はあるのか?

私の答えはNoである。

 

私の職場近くの某イタリアンレストランでは、400gのビーフステーキにサラダとライス(パスするけど)と食後のコーヒーまでついて1900円で提供しており、当然ながら味はワイルドステーキとは比べ物にならないぐらい旨い。

 

そんな訳でこれからいきなりステーキは、ハンバーグかチキンステーキを食べたくなった時に行く店、という位置付けになりそうで、益々脚が遠退くことは確実だ。

 

ふんっ、こうなったらいきなりハンバーグにでも店名変えやがれ!

バーカ、バーカ、バーカ!