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ラーメン道楽 環八矢口渡店

成人の日、異様な疲労感と倦怠感を覚えてベッドから出れず。

二度寝三度寝を繰り返し、ようやくベッドから這い出たのは11時過ぎ。前夜は9時には寝たので、14時間ぐらいベッドにいたことになる。

 

溜まっていた洗濯物を洗ってから干し、ランニングウエアに着替えて昼過ぎから走りに出る。

うーん、やはりコンディションが悪いな。

ゆっくり長く走ろうと思って家を出たのだが、逆にペースを上げて短めの距離を走って刺激を入れてみたらどうだろう?

と、ビルドアップ的に11kmで終了。

 

その後は湯治に矢口渡の草津湯へ。

 

湯船で温まり出ようと立ち上がったところで立ちくらみ、サウナの後水風呂で整えて立ち上がったところで立ちくらみ、ううむ、やはりこの症状は貧血っぽいなぁ。

 

いつものルーティンに拘り長湯するよりも、さっさと上がって栄養のあるもの食べて帰ろうと決める。勿論ロビーでスーパードライの大瓶飲んでからだけど。

 

華栄は定休日、ラーメンビッグは日祝休み、蒲田に出るのが賢明だろうがめんどくさい。

そうだ、かつては人気の家系ラーメンこうやがあり、こうや閉店後は六角家直系のストロングスタイル家系ラーメン、上々家環八矢口店が居抜きで入り、その上々家撤退後に城南地区でよくみる東京豚骨の道楽が居貫きで営業を始めたのだった。

道楽と言えば、もう10年以上も前になるけど、洗足池の今は無き大吉というB級焼鳥屋で地元の友人とちょくちょく飲んでおり、その締めラーに道楽洗足池店によく行ったものである。

道楽のラーメンを気に入っていたからではなく、そこには道楽しかなかったが故のチョイスだが、決して不味いラーメンではなかったと記憶している。


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見覚えのある看板と店構え。

ドアを開けるとこうや~上々家時代に入口に鎮座していた券売機は撤去され、奥から「イラシャイマセー」と20代とおぼしきベトナム人の女の子が出てきた。

オープンキッチンだからわかるのだが、彼女の完全なワンオペ、ブラック企業である。

余談だが、ベトナム人女性と中国人女性を見分けることが出来れば、あなたもプロフェッショナル・アジア・トラベラーだ。


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瓶ビールを頼むと、意外なことに赤星の中瓶が出てきた。

新橋しのだ寿司蒲田西口店よりも、わかっていらっしゃる。


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卓上の調味料。


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そしてこちらがネギチャーシュー麺

とにかく栄養を補給したくて、ろくすっぼメニューも見ずに頼んだのだが、物凄いネギの量である。

ラー油と胡麻油とタレの味が絡んだネギ、悪くない。

麺はラーメンビッグと同じ大橋製麺だが、あのようにピロピロ縮れ細麺ではなく、加水率低めのストレート細麺。

同じ豚骨醤油とは言え、明らかに家系ともラーショ系とも麺と具材のベクトルが異なる。

 

ラーメンは高度にマニュアル化されているのだろう、たとえワンオペのベトナム人の女の子が作ろうとも、画一的な道楽の味がした。

ノスタルジーを刺激される訳でも、驚くほど旨い訳でもないが、普通に旨いと食べられる。

 

ベトナムを三度旅して、その度にベトナムの人々、特に若い人々にとても親切にしてもらった私は、ベトナムへの愛着と、ベトナム人への感謝と、異国で独り頑張る彼女への応援の気持ちを素直に伝えたいという欲求に駆られた。

しかし冷静に考えれば、カウンター越しに一見の客がそんなことを口走れば、下心がある変質者に誤解されかねなかった。

 

完食してお会計を頼むと、1850円だった。

食券を廃したので現金のやり取りになるわけで、私は1000円札2枚を差し出した。

喉元まで出る「お釣りはとっておいて下さい。」

しかし、日本のラーメン屋でチップを払う行為は、下心がある変質者に誤解されかねなかった。

もしも彼女が蒲田のベトナムレストランで働く店員であれば、私は自然にベトナムの話をできたかもしれない。

日本のチェーンレストランに搾取される外国人労働者との距離感は難しいのだ。