先月の河口湖ラン合宿の際に立ち寄り気に入った、吉田うどんと十割そばの店「一樹」に到着すると、9/12まで休業との貼紙があり、閉まっていた。
そうか。
山梨県にも緊急事態宣言が発令されたのだ。
スマホで検索して、近隣のほうとう&吉田うどんを提供するという如何にも観光客向けの店を見つけ、車で乗り付けると、ここも閉まっていた。
恐ろしい世の中だ。
ホテルに向かう道すがら目についた店で適当に済ませよう。
暖簾が出ていることを確認して車を駐めたこちらの店、私が車を降りて店に向かう途中で、店内から出てきたお姉さんが唐突に暖簾を閉まった。
私は、ダメ元で、「もう終わりですか?」と尋ねると、「もう閉店です。」と予想通りの答えが返ってきた。
山梨県の家系ラーメンなど、全て潰れてしまえと呪詛りながら、結局他に開いてる店が見つからず湖畔に到着した。
無料駐車場に車をとめて散策するも、殆どの店が閉まっている。
ようやく見つけたインドレストランで手を打つことにした。
河口湖でインドレストランというのも、なんというか。
河口湖を望みながら、料理を待つ。
オーダーはチキンビリヤニ。
1200円もする典型的な観光地価格だと思ったのだが、到着した料理を見てビックリ。
タップリ二人分はありそうなボリューム、しかも米の山の中からデカイ骨付きチキンが2個も出てきた。
味もとても良い。完璧なビリヤニである。
そう言えば、最後にビリヤニ食べたのって、DDV先輩(仮名)と行ったネパール旅行のポカラだったな。
あの頃世界には新型コロナウイルスなど存在しなかった。
すっかり満足したので、マンゴージュース300円也を追加。
中ジョッキに入ったこれまたタップリのジュース、いやー、実にいい店じゃないですか。
会計を済ませ、店の前のコンビニで酒類とツマミを買い求め、今宵の宿へと向かった。