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イワシ>アジ・・・野毛屋

この日梅雨明けした関東地方。

タイミング良く代休を取得しており、目指すはお久し振りの野毛屋釣船店@金沢八景


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完璧な夏晴れである。


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つまみはバタピー、ビールはノンアル。
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なんだ?

八景沖に風力発電機らしきものが出来てて驚く。

 

さて、1か所目2か所目は空振り。

すこし水深の深いポイントに移動してしから、ポツポツと始まった。

 

しかし、この日はアジのタナにシコイワシの大群もいて、アジより先にこいつが喰ってくる。

結論から言えば、この日アジの一荷はただの1度もなかった。

代わりにイワシとアジの混成一荷は数えきれないほどあり、さらにイワシのダブルトリプルも無数にあった。

イライラを抑えてコツコツ溜める我慢の釣りだ。

型は中羽と呼ぶには小さく、小アジと呼ぶには大きい22cm前後が中心、そこに時折25cmを超えるサイズが混じる感じ。

しかし、後から気付いたのだが、シコイワシも少しはキープしとけば良かったな。

指で開いて水洗いして酢じめにすると旨いんだよね。

 

そんな訳でかなりストレスフルな展開で、24尾で終了。

 

帰港後、桟橋で待ち構えていたTDO社長に釣果を訊かれたので、正直に伝えると、

「トップ40超えてるのに、何やってんだよ!」と猛烈に怒られた。

流石、あの弟にしてこの兄あり、である。

さらに聞けば、2番手は25尾、ならば私は船中16人のなかでは3番目ぐらいに釣った訳で、むしろ竿頭が単に凄いだけなのではないだろうか?

上から下までびっしりといるシコイワシのかわし方なんていう攻め方があれば、是非教わりたいものである。

 

さて、この日は午後も船に乗ったのだが、なんとボウズを喰らってしまった。

 

アジ24尾で大目玉を喰らう私が、種目が異なるとはいえどもボウズで帰港すると、殺されかねない。

身の危険を感じて、そそくさと軽トラの荷台にクーラーを載せ、コインパーキングまで愛車を取りに行く。

しかし、店の前に置かれた私のクーラーの前で鬼の形相でTDO社長が仁王立ちしており、私は容赦のない精神的打擲を受け続けてサンドバッグと化した。

ボウズを喰らって出来た深い傷に、大量の塩と山葵と辛子を塗り込まれたような痛みに、脳内ではAdoのうっせえわがリフレインしていたのだが、私はなす統べなく立ち尽くすのみ。

 

もう釣りは辞めよう。

この日のことは忘れよう。

 

【釣果】

7時10分出船、10時45分沖揚がり

アジ24尾

外道:シコイワシ


【タックル】

ロッド:DAIWAライトアマダイX190

リール:SHIMANO オシア・カルカッタ301HG

ライン:PE2号


【本日の総括】


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いやいや、前言撤回!

こんな旨いアジは、釣らなくては絶対に食べられない。


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2日寝かせた良型のアジは、うっとりとするような旨さ、スーパーや居酒屋のアジとは完全に別物である。

 

どんな趣味でも上手くいくこともあれば、いかない時もある。

 

ストレス発散のつもりが、逆にストレスを溜めるだけになってしまうアクションもよくある話だ。

 

切り替えて次!