Everything in Its Right Place(SUB3.5 or DIE)

マラソン(PB3:36:04)、バンド(ベース担当)、海外独り旅(現在26ヵ国)、酒(ビール、ワイン、ウイスキー)、釣り(最近ご無沙汰)をこよなく愛する後期中年者の日常。

猛愁の午後フグ・・・野毛屋

私のカットウケースに仕舞われていた仕掛けは、全て錆びていた。

約1年ぶりなのだ、錆びていて当たり前である。

 

未使用のカットウと替え針も持っているのに、あろうことか自宅に忘れてきてしまった。


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私は、オールド・スタイルのカットウで攻めることを余儀なくされた。

しかし何らかの忘れ物をした時の釣果は冴えないという個人的なジンクスと、実際に午前アジでも大苦戦した実績、厳しい釣りとなることは必至だ。


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本日二度目の出船。

 

この健流ロッドも、購入してから10年以上が経過している。

湾フグのみならず、エギスミイカでも無類の強さを誇るロッドだが、最近はどちらの種目からも遠ざかっており、出番が少ない。

 

そう、昔は無邪気にフグ釣りを楽しんでいたのに、一度迷路に入り込んだらフグ釣りというものがサッパリわからなくなってしまい、今では苦手意識しかない。


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第一海堡南の超浅場からスタート。

アンカーを入れて開始の合図があってから10秒ぐらいで型が出たのアナウンス。

 

その後もポンポン釣れて良い感じ、これは期待が出来そうだと私も竿先に集中してると、

キタ━(゚∀゚)━!

しかし私にキタのはフグではなくギマだった。

落胆に拍車をかけるように、ギマ野郎のネバネバが私を汚す。

 

汚れてしまった哀しみに堪えながら空合わせを続けていると、落とし込みの時にアタリ。

軽くアワセるも手応え無し。

しかし、次の落とし込みの途中で再びアタリ。

着底即アワセも手応えなし。

何で掛からないのかわからず、すっかり諦めかけた5回目ぐらいのアワセでようやくヒット。白子持ちだとしても恐らくポークビッツサイズに違いなかろう、という小型のショウサイをゲット。

いつだってボウズの恐怖と戦っているフグ釣り、顔を見れてホッとした。

 

あとは大きな白子をひとつでいいからゲットしたい!

 

しかし...。

 


【釣果】
12時30分出船、16時沖揚がり
ショウサイフグ1尾
外道:ギマ


【タックル】
ロッド:マニアス・フグ・リミテッド
リール:SHIMANO ステファーノ201
ライン:PE1号


【本日の総括】
なーんもアタらねえ。

エサも取られねえ。

カスリもしねえ。

で、沖上がり。

何故だ???

この日はトップ7尾が3名、20人満員御礼のうち18人が釣れた悪くない日だった。

船長いわく、アタリは私の釣座と反対の右舷に片寄ったそうだが、それにしてもエサも取られないとはどういうことだ?

誘い過ぎ?

誘わな過ぎ?

待っている間に仕掛けが動いていた?

もうわからないことだらけだ。

より苦手意識が高まっただけとなった。

 

そしてこういう時に限って、虎の子の1尾がメスだったりするのだ。


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貴重なお魚、心して頂きます。

アジもフグも旨いです。


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型のいいのは一晩寝かせてから刺身。

至福のアジ。

 

アジの干物も、フグの白子も、お預けとなった今回の釣行、近日中にリベンジせねば収まらない。

ま、返り討ちに合う可能性もあるんだけどね。

 

ちなみに何だか既視感のある1日だったなと過去の記事を振り返れば、野毛屋リレー船に乗るのは昨年7月以来、その時も午前アジ7尾と大撃沈(船中0~7尾!)、そして午後フグは2尾確保も両方メスだったとの記述を発見した。

実はこの種目、私にとっては鬼門なのかもしれない。