長野・伊勢・熊野旅行から戻り、実家の用事も済ませ、墓参りもして、お盆休み最終日は仕上げとばかりに中山丸のアジ船に。
早朝から照りつける太陽、出船前に一人リタイアするような厳しい暑さだ。
この日はかつての釣り仲間にして会社のセンパイでもあったメチャ悪I氏(仮名)の命日でもあり、海に撒く為のビールも持参。
船上という名の戦場では決してアルコールを口にしないと自らに課している私だが、暑さと誘惑に負けて半分飲んじゃいました。
ま、禁を破ったことを責めるよりも、半分に止めた自分をむしろを褒めてやりたいよね、ハハハ。
ここのところ難しいアジ釣りになっている、と親方船長は心配そうだったけど、一ヶ所目の川崎シーバースでいきなりご機嫌な群れに遭遇して早くも勝負あり。
ここで釣れるアジは総じて型も良い。
シーバースの構造物が上手く陽を遮ってくれて、直射日光を浴びずに済んだのも助かった。
食いが落ちてきたところでベイブリッジ方面に移動。
型は見るけど続かずに、小移動を繰り返したが、ラストにまぁまぁヤル気のある群れと出会ってポツリポツリ。
風が強まったこともありミヨシの私は仕掛けが落ち着かないのかアタリ少なめ、バラシ多め。
しかしながらクーラーには既に充分過ぎるアジが入っていたので気持ちには余裕がある。
親方船長も少し早めの12時前に沖上がりコール。
今日も余裕のおかず確保、やはりアジは中山に限る。
【釣果】
6時45分出船、12時沖揚がり
アジ58尾
外道:イシモチ
【タックル】
ロッド:DAIWAライトアマダイX190
ライン:PE2号
【本日の総括】
前回のような大爆釣とまではいかずとも、半日船で58尾は充分な釣果。
中山丸の桟橋では、長野県上田市で、かの有名なDD-Vineyardを営むDDVさん(仮名)がお出迎え、アジをお裾分けをしましょう。海無し県の埼玉と長野を往復するDDV氏(仮名)、東京湾のアジをお楽しみ頂きたい。
と同時に、彼が仲間たちと作ったシードルを2本購入させて頂きました。
最大は28cmと特別大きな獲物は混じらなかったが、最小でも22cmぐらいあり、平均的に美味しいサイズが揃った。
ネギ、小ネギ、茗荷、刻み生姜をちらしてアジの刺身・盛夏バージョン。
濃い旨味と甘味、DHAマシマシで脳にも身体にも良い、完全食。ビールにも白ワインにも合います。
2日目のアジは熟成進んで旨味と甘味が全マシに。
夕方まで天日干し、取り込んで朝まで扇風機干し、トドメに夜まで冷蔵庫干しで乾かした干物。
グリルで焼いてるだけなのに、自身の脂で表面もこんがりきつね色。
凝縮された旨味、正に絶品であります。
実家の母と猫も喜んでおり、東京湾のアジは皆を幸せにする魚だ。