緊急事態宣言が明け、厳しい条件付きながらアルコールも解禁された。
そんな蔓延防止元年のフットボール2日目、私は会社を早退して聖地巡礼の旅に出た。
米山が営業している。
もう胸が一杯だ。
まずはビールを。
久し振りに水餃子がありました。
ラインナップされている時には決して外せない鉄板メニュー。
安定のマカロニサラダ。ホッピーをお願いします。
日本最高峰の煮込み。やはり食は文化なのである。
梅ハイにチェンジ。
夏至の翌日なので日が長い。
そしてフルコースの締めは世界最高峰のつくね。
嗚呼、幸せだ。
旨い酒と旨い食事が満たすのは、お腹よりも心だ。
こんな素敵な場所を奪っておきながら、何がオリンピックだ。
薄暮の赤羽を駅まで歩く。
時刻は7時を過ぎており、最早アルコールを提供する店は(少なくとも表向きには)なく、帰るしかないのだ。
暗くなるとコロナウイルスは活性化するのだろう、多分。
東京都大田区在住の私にとって、赤羽は決して近い街ではないけれど、京浜東北線に乗れば乗り換え無しに一気に蒲田まで到達する。意外と便利なのである。
個人的には憎しみばかりで大嫌いな京浜東北線だが、少しは良いところがあるのだ。