赤坂で重めの一仕事を終え、そのまま直帰にしちゃえと赤羽へ。
家と反対に向かうことを直帰と言えるのかは置いといて、マンボウ下の聖地を訪れることも、信者の務めなのである。
米山。
開店5分前なのにポールポジション。
しかしその後パラパラと客が来て、総勢7名とワンオペマスターが対峙する形で開演。
先ずはビール。
次いでホッピー白。
全員分の薬味を準備し、オーダーを取り纏め、カセットコンロに火をつけてジンギスカン鍋をセットするのも勿論マスターのワンオペ、最初の料理が出てくるまでに時間がかかるのだ。
故に出だしは飲み物先行となる。
先ずはレバ。
言わずもがな、最高。
次いでチレ。
ここより旨いチレにはお目にかかった事がない、最高峰。
梅ハイにチェンジ。
ちなみに裏メニューです。
マカロニサラダ。
マカロニサラダ界の最高傑作。
お久しぶりの肉豆腐。
マスターの1品料理はすべからく逸品にして最高。
梅ハイお代わり。
つくね。
必殺必食無敵無双。
セルフ焼きスタイルに変更後も、つくねだけは串焼にこだわる、まぁ串焼じゃないと上手く焼けない事情もあるにせよ、米山の看板メニューであることは間違いない。
この日は大好きなあっさり煮込みがなく、代わりにけんちん汁があったのだが、米山で精進料理というのもなんだかな、という訳で気になりつつもパス、これにてお会計。
4440円。
おおー、4並びだねとマスター。
昭和44年4月生まれの私は、4という数字がいかに死を想起させて不吉と言われようとも大好きなのでなんとなく嬉しい。
そして、博多とりかわ長政神田東口店よ、悔い改めなさい。
あのクオリティとボリュームで、米山より高いのは許されませんぞ。
いつもありがとうございます。
ソーシャルディスタンスを崩さない、決して自らこちらの領域に踏み込んでこないマスターだけど、この一言に優しさが詰まっているよ。
米山を愛せること、米山から愛されること、これは私にとって人間を観るリトマス試験紙なのである。
こちらこそありがとうございました。
ごちそうさまでした。
また来ますね。