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米山(赤羽)

渋谷、16時。

ちょっとした事情で、予定外にこのまま直帰することとなった。

 

何だかとても中途半端な時間だが、17時開店となった赤羽の米山を訪ねるには最適なのではないかと思い当たった。

これは、「聖地を巡礼せよ」との上高地の神の思し召しに違いないと都合の良い解釈をして、自宅とは真逆に向かう。

 

開店5分前に着くと私の前には並び4人。

しかし、その後続々人がやって来て、開店と同時に外にもテーブルが2つ出た。

米山自体も久し振りだが、賑やかさを取り戻した米山は、随分と久し振りだ。


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先ずはビール。

薬味皿を眺めながら、喉を潤します。


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焜炉準備万端完了。

飲み物は黒ホッピーにチェンジ。


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レバ。

臭みゼロで甘いレバ、元々は刺身用なのでクオリティの高さはピカイチ。勿論こっそりとレアで頂きます。


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チレ。

大振りなカット、米山のチレはチレ界のチョモランマである。


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マカロニサラダ。

スパイシーで旨い。


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大昔はレギュラーメニューだったはんぺんが久し振りに用意されていた。

大振りで実に旨い。

飲み物は梅サワーにチェンジ。


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世界最高のつくね。

 

ところでこの日、つくねと双璧を成す米山の最高峰と私が位置付けているあっさり煮込みがなかった。これは20年以上通っていて初めての事態だったので、驚きつつ会計のついでにマスターに尋ねると、「コロナでお客さん少なかったし、ここんとこ気温も高かったから暫く休んでるんだよ。涼しくなったらぼちぼち再開するから。」とのことだった。


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お腹も心も充たされて、幸せな気持ちで店をでる。

急な予定変更で、突発的な訪店となったが、いつもの場所にいつもの米山があるということが実は当たり前ではなく、奇蹟のように有り難いことなのだと実感した。

神とマスターに感謝しつつ、帰路につく。

 

煮込みを堪能するために、涼しくなったら直ぐに再訪しよう。